WSL の Ubuntu で Vim 9.1 にしてみたかったので、記録を残します。
以前の記事 WSL の Ubuntu に Vim 9.0 を入れる では PPA リポジトリを利用しました。
今回は GitHubのソース からインストールします。
PPA リポジトリを削除
以前の記事で導入した PPA リポジトリ及び Vim を削除します。How to Install Latest Vim 9.0 on Ubuntu Based Linux Distributions に Vim の削除とリポジトリの削除が書いてあります。
ターミナルで次を実行しました。
sudo apt remove vim*
sudo add-apt-repository -r ppa:jonathonf/vim
おそらく削除が完了です。ターミナルの再起動が必要かもしれません。
というのも、Vim 9.1 をインストールした後この操作をしたので、よくわかっていません。
Vim 9.1 のインストール
詳しくは、https://www.vim.org/download.php 及び Linuxシステムに最新のVimエディターをインストールする方法 を参照してください。
以下のコマンドを実行するとインストールできます。
sudo apt install ncurses-dev
git clone https://github.com/vim/vim.git
cd vim/src
make
sudo make install
また、アンインストールはsudo make uninstall
で出来るようです。導入したディレクトリの指定などが必要になる場合もあるようですが、まだ必要ないので試していません。
追記(2024/01/27) : vim/src/configure
で色々できるようで、特に、オプションの設定はこれを走らせると変更できるそうです。私は次の記事を参考にしました。update用のスクリプトも書かれており、とても有益な記事です。
vimをアップデートするスクリプト
最終結果
Vim 9.1 導入後は次のようになりました。
user@HOST:~$ vim --version | head -5
VIM - Vi IMproved 9.1 (2024 Jan 02, compiled Jan 7 2024 10:57:10)
Included patches: 1-15
Compiled by user@HOST
Huge version without GUI. Features included (+) or not (-):
+acl +file_in_path +mouse_urxvt -tag_any_white
+clipboard で、クリップボードの連携も切れていませんでした。
以上です。
追記(2024/0526): 色々やっていたらgitのエディタがvimでなかったので以下を参照しました。
git commit時のエディタをvimにする