1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

Oracle Analytics Cloud:ワークブックのパフォーマンスが気になるときに、パフォーマンスにまつわるログをみる

Last updated at Posted at 2024-10-28

はじめに

Data Visualizationでワークブックを作成しているときに、パフォーマンスが気になる、遅く感じるときがあります。いろいろ原因は考えられるのですが、ワークブック作成中は、データベースでの処理速度が遅いケースがよくあります。そんなときにOACからデータベースに対してどのようなSQL(物理SQL)を実行しているのかをチェックしてみます

パフォーマンス・ツールのサマリ
g1.jpg

パフォーマンス・ツールの実行ログ、SQL(物理SQL)
g2.jpg

前述画面は開発者オプションを利用して取得できます
開発者オプションについては以下記事を参考ください
Oracle Analytics Cloud:実行時のパフォーマンスが気になったらココを見る

記事記載時のOAC ver:Sep 2024 Update

前提

  • データソースがデータベースであるデータセットもしくはサブジェクト領域が作成済み
  • ワークブックが作成済み

開発者オプションをオンにする

パフォーマンスが気になるワークブックを開きます
右上部端のアカウントのアイコンをクリックします。アカウントメニューからプロファイルをクリックします。
g3.jpg

左の"拡張"をクリックします。"開発者オプションの有効化"のツマミを右に移動して有効化します。保存をクリック、その後、閉じるをクリックします
g4.jpg

開発者メニューを利用する

ワークブックで、右上部、アカウントアイコンの下にワークブックメニュー"・・・(縦)"があります。クリックします。"開発者オプションの有効化"がされているとワークブック・メニューから開発者が表示されるようになりますので、クリックします。
g5.jpg

下部に開発者のウィンドウが表示されます。パフォーマンスにまつわるログが参照できます
g6.jpg

パフォーマンスを取得する

"パフォーマンス・ツール"タブで、リフレッシュをクリックします
ワークブックに配置されているビジュアライゼーション(表、ピボット、グラフ)毎にパフォーマンスが取得されます。"サマリー"タブで、処理時間の内訳をみれます
g7.jpg

処理時間については前述の以下記事を参考ください
Oracle Analytics Cloud:実行時のパフォーマンスが気になったらココを見る

"実行ログ"で、詳細のログをみれます
g8.jpg

データベースに対して発行しているSQLも"実行ログ"でみれます。
g9.jpg

実行ログで、"sending query to database"の文字列で検索すると、その次の行以下に発行されたSQLが出力されているのがみえます
g10.jpg

まとめ

ワークブックを作成しているときに、パフォーマンスが気になるときは、"開発者"機能を利用して、詳細が確認できます。データベースでの処理が遅いケースが多々ありますので、適宜、サマリーの画面イメージと、詳細ログ全て、もしくは、SQLがわかる場合はSQLをコピーして、データベース管理者と共有し、処理内容について解析、改善を実施します

以上

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?