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iPhoneでPython + OpenCVを試してみる

Last updated at Posted at 2022-02-12

#はじめに
iPhoneでPython + OpenCVができるというのを読んで、やってみることにしました。環境構築は@yamamido0268さんの記事

を参考にしました。

使用するのは手持ちのiPhone SE2です。今となってはもう古い機種ですが、2つの高性能CPUコアと4つの高効率CPUコア、GPUは4コア、Neural Engineは8コアを備えた、立派なコンピュータです。(Appleの公式情報ではありません)。OSは由緒正しいバークレーUNIXの末裔です。ひと昔前は、こんなスペックのワークステーションは大学か大企業の研究室にしかなかったんですよねえ。

#準備
PytoをApp Storeからダウンロードします。これを書いている時点(2022/2/12)では¥1200でした。

起動して新しいディレクトリを作り、そこを作業ディレクトリとします。
CreateメニューからBlankで空のファイルを作り、前回の記事でMacで使ったコードをメモ帳経由でコピペします。

前回の記事

作業ディレクトリに実験用ビットマップをコピーしておきます。このディレクトリがコード実行時のカレントディレクトリになります。これまでの実験で使ってきた1920 x 1200約230万画素のグレースケールのBMPファイルです。
画面右上の実行ボタンで実行開始します。

#実行

スクリーンショット 2022-02-12 8.41.51.png

#1.2ミリ秒!
速っ!
(  Д ) ゚ ゚

これってWindowsでCore-i5@2.6GHzを使ってやったときの3倍近く速く、M1 Mac(2020)の時の半分の速度です。

以下、結果画像の一部を拡大したものです。しっかりBlurしてますよね。
スクリーンショット 2022-02-12 8.38.24.png

いやもう、驚愕のひとことです。

OpenCVを開発しているみなさんありがとう。
Pytoの開発者さんありがとう。
Appleさんありがとう。
Jobsさんありがとう。

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