この投稿は、Atlassian Advent Calendar 2015 の2日目 (12月2日) です。
JIRA
JIRA は、Apache Software Foundation などでも使われています。
JIRA の特徴は、企画チームとのコラボレーションや、Bitbucket (Server & Cloud), GitHub, GitHub Enterprise, SVN との連携、Jenkins CI や Bamboo との連携がしやすいところです。これにより、JIRA から開発チームの全体像と各バックログやタスクの状況を瞬時に把握し、そのときに必要な意思決定や作業を遂行することができます。
JIRA のない開発現場は、概ね以下のような状態になります。
JIRA がないと開発チームは、ソースコードやドキュメント、ビルドなどの成果物に翻弄されます。そして情報収集と更新作業に追われ、本業に専念できなくなります。マネージャも適切なフォローができなくなります。
JIRA がある開発チームは、以下のようになります。
JIRA により成果物がバックログ項目やタスクから引き出せるようになるので、意思決定も作業の遂行も一貫性を保てます。また、チームが同じ目的とチーム活動に向き合うことができるため、チームワークも促進していけます。
その結果は、JIRA の各課題（バックログ項目やバグ、タスク）と成果物の関連として自動的に集取されていることからうかがい知れます。
別の課題では、
さらに別の課題では、
というように Git のブランチ、コミット、プルリクエストとそのステータス、CI のビルドとテストの結果、各デプロイ先へのデプロイ状況が自動的に収集され、後から追跡できるようになります。
※上記画面は、JIRA, Bitbucket Server, Bamboo を連携させた場合の例です
JIRA スペース インベーダー クローン
この JIRA には、開発チームや関係者のストレスを軽減するかもしれない機能が搭載されています。
このように、スペース インベーダー ゲームのような画面を開くことができます。インベーダーが、アトラシアンのロゴ（チャーリーと呼んでいます）になっています。また、一つだけ、ピンクのヤツがいますね。
これ、実際にゲームもできてしまいます。といっても、カーソルキーの左右で移動しながら、インベーダー（＝ アトラシアンのロゴ）を撃って撃って撃ちまくるというものです。
日頃の開発などで疲れた心を癒すストレス解消になるでしょうか？私は、たまに、これでストレスを解消していますw
実は、スタッフ ロール
実は、これ、JIRA 開発チームのスタッフ ロールになっています。各インベーダーにマウスをホバーさせると、HIGH SCORE: に名前とロール名が記載されます。
JIRA 6 でのアクセス
では、肝心のこのゲーム。どうやってアクセスするのかというと、JIRA 6 まででしたら、あなたの JIRA からすぐにアクセスできます。
JIRA にログインしたら、右上の「(?)」をクリックし、「JIRA Credits」をクリックしましょう。たったこれだけです。
ということで、JIRA 6 をお使いの方は、今すぐ試してみましょう！また、先に紹介し、上記のスクリーンショットでも使われていただいた Apache Software Foundation でもアクセスできます。
JIRA 7 でのアクセス
JIRA 7 でも同じようにアクセスできるか？というと、
残念ながら、「JIRA Credits」がなくなってしまいました。
といって諦める必要はありません。それっぽいところにアタリをつければ、だいたいの期待に応えてくれる(?)アトラシアン製品です。「JIRA のバージョン情報」あたりが怪しいので、クリックしてみましょう。
「Roll credits...」というハイパーリンクを見つけることができます！はい、正解です。ここからアクセスいただけます。
JIRA 7 については、Atlassian のオープンにしている JIRA である jira.atlassian.com 2アクセスいただくことで、ゲームをお楽しみ(?)いただくこともできます。
ゲームをクリア！
さて、激闘のすえ、
クリアすると！
you debugged the JIRA team となんと開発者の心をつかんでいるメッセージw さらに、now get back to work とわかっていらっしゃるw (そして切ないw)
さて、気になるスコアなのですが、毎回かわります。今のところ私は法則性がつかめていませんが、最高得的は、この画面の通り、154 です。平均得点は、60 前後 なのです。
ぜひ、みなさんも、高得点目指し、頑張って下さいw (開発の合間の息抜きとして)
さて、３日目は、akiko-pusuさんのConfluenceの小ネタです。楽しみです！