gitを利用しているが、gitlabを使おうかと思い調べたり、使ってみたりのメモ。
バージョンの違い
Community Edition(CE)
- Free!
- marge requestやIssue boardなどプロジェクト管理ツール+VCSとしての最低限の機能
Enterprise Edition Starter (EES)
- 年間$39/1アカウント
- CE+αで色々追加されている。真っ当に使うなら欲しい機能から、非常に手厚いLDAP関連の機能や多数のプロジェクトを動かす場合に必要な機能迄が揃う。ただ、本当に重要そうなのは下記2つくらいかなと。
- Issue関連付け
- タスクの親子関係とかが作れると便利
- 高度な検索機能
- 正規表現やElasticSearchを利用したソース検索ができる
- Issue関連付け
Enterprise Edition Premium (EEP)
- 年間$199/1アカウント
- ESS+αで更に色々輪をかけて追加されているけど、一言で言えばめっちゃ可用性を高めてめっちゃ迅速にサポートしますよ!って感じ。
所見
- 現状、プロジェクト管理ツールでJIRAやbacklog等を使っていて、それも含めてgitlabに統合しようとしているなら、ESS以上を購入するかプロジェクト管理ツールとbacklogを連携&併用した方が良さそう。プロジェクト管理ツールとしてはどうしても一段見劣りする。Issueの登録はJIRAで行うなどの連携&併用はgitlabの設定一つでできる部分も多い。統合はプロジェクト参画メンバーが開発チーム主体なんであればなんとかなるかも。
- CI関連の機能は強い。jenkinsやslack連携も簡単にできるし、gitlab使うのならばCI/CD関係をきっちり作ろう。
- marge requestは大規模プロジェクトじゃ使えない。何十ファイルの更新差分をマージリクエストで対処するのは無理。レビューフローでガイドラインを決める必要がありそう。