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[PHPStorm]Local Changesで開発中の資源をグループで管理する

Last updated at Posted at 2020-07-29

はじめに

PHPStorm のバージョン管理のヘルパー機能である、Local Changesの使い方メモです。

詳細は公式ドキュメントを参照してください。
Gitを使用して複数の機能を同時に処理する

PHPStormの使い方シリーズ

作業用フォルダを用意する

まず、今回作業を行うフォルダを用意します。
この記事では、ローカルリポジトリ上で作業を行います。

% cd ~/Desktop
% mkdir shelf
% cd shelf

ローカルリポジトリを作成します。

% git init
% ls -la

drwxr-xr-x@  3 mitsuoka-takahiro  staff   96  7 29 21:19 ./
drwx------@ 14 mitsuoka-takahiro  staff  448  7 29 21:16 ../
drwxr-xr-x   9 mitsuoka-takahiro  staff  288  7 29 21:19 .git/

.Git フォルダがあれば OK。

PHPStormでGitツールウィンドウを表示する

View > Tool Windows > Gitから開くことができます。
ショートカットはデフォルトで⌘9に設定されています。

このような感じのウィンドウが開きます。

変更リストで変更をまとめる(Local Changes)

変更リストを利用すると、開発中のファイルをグループで管理できます。
コミットも変更リスト単位で行うことができ、1 つのコミットに含めるファイルを選択する手間を省くことができます。

準備

新しいファイルを 3 つ追加し、ステージングします。
ステージングするのは、バージョン管理対象ファイルでないと Local Changes に表示されなからです。

% echo hello > a1.txt
% echo hello > a2.txt
% echo hello > b2.txt
% git add .

Git ツールウィンドウはこのようになっていると思います。

変更リストでまとめる

ここで、a1.txta2.txtを機能 A の資源と仮定して、変更リストでまとめてみます。
a1.txtを右クリックし、New Changelistを選択します。
変更リストの名前を聞かれるので、機能 A を追加するという意味でadd feature Aとしておきます。
(変更リストの名前はデフォルトのコミットメッセージとなるので、コミットメッセージを意識してつけておくのがオススメです)

新しい変更リストが作成されるので、a1.txta2.txtをドラッグして変更リストに追加します。

これで、変更リストadd feature Aa1.txta2.txtを追加できました。

変更リスト単位でコミットする

⌘Kでコミットウィンドウを開きます。
デフォルトでは、b2.txtのみが表示されています。

ウィンドウ上部のChangelistからadd feature Aを選択します。

変更リストadd feature Aを選択したので、a1.txta2.txtが表示されました。
また、コミットメッセージにadd feature Aが表示されました。
このままコミットする場合は、右下のCommitボタンをクリックしてください。

変更リストのまとめ

変更リストを使うことで、開発中のファイルをグループ化して管理し、そのまま 1 つのコミットとできます。

PHPStormの使い方シリーズ

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