今回は小ネタです。
上のワードクラウド作成用ライブラリをデフォルトの設定で実行すると、デフォルトのカラーマップからランダムに色が選ばれて単語が描かれます。しかし、ワードクラウドを作成する目的によっては、色の情報が余計な場合もあるかもしれません。
そこで、すべての単語を同じ色で描く方法を紹介します。
まず、以下のような関数を定義します。
def color_func(word, font_size, position, orientation, random_state, font_path):
return 'black'
これは、常に同じ色名'black'
を返す関数です。そして、例えばもともとは
wordcloud = WordCloud(max_font_size=40).generate(text)
となっていたところを、
wordcloud = WordCloud(max_font_size=40, color_func=color_func).generate(text)
のように変更し、先ほど定義した関数を引数color_funcの値としてセットします。
これでOKです。得られたワードクラウドの例を下に示します。