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PHP5技術者認定試験(上級)に学ぶ、実はよく知らないPHPの仕様 (1)

Last updated at Posted at 2017-06-19

PHP5技術者認定試験(上級)

資格試験に向けて勉強中です
勉強していて、PHPについて実は知らなかった/勘違いしていたことが幾つかあるため
参考書の内容を抜粋して記載します。(抜粋するとは言っていない)

関数

関数とは

  • ひとまとまりのコードに名前をつけたもの
  • 入力を受ける変数を パラメータ 出力を 返り値 と呼ぶ
  • 関数には ユーザ定義関数組み込み関数 がある
  • 関数の呼び出しが、その関数の定義より前に記述されていても問題ない

マイナーな細かい仕様

  • 関数名の大文字・小文字は 区別されない
  • 関数は入れ子にできる
    • 以下のbar()はfoo()の実行後であれば、fooの外でも呼び出せる
function foo(){
	function bar(){
		return "bar";
	}
}
foo();
bar();

変数

  • グローバルスコープ と 関数レベルのスコープ がある
  • 関数からグローバル変数を呼ぶ場合は global $hensu のように宣言が必要
  • (デフォルトでは)関数内からグローバルスコープにアクセスできない
  • static $number = 0 のように宣言することで、呼び出し後も保持される変数となる
    • 上記の場合 0 が代入されるのは最初の実行時のみ
    • 初期化に使えるのは 定数 または リテラル のみ。変数や式は使えない。
      • static $number = $x はエラーになる

関数のパラメータ

  • 値渡しと参照渡しがある
  • 参照渡しは function foo(&$x){ のように & を付加する
  • 参照渡しで定義した関数に変数以外を渡すと Fatal Error になる
  • function($x = 10) のようにしてデフォルト値を設定できる。
  • function(&$x = 10) のように、 参照渡しでもデフォルト値を設定できる
  • 可変長引数も利用可能
  • 通常の引数の定義は必要なく、以下の関数を使用して取得
関数名 機能
func_num_args() 引数の数を取得
func_get_arg($index) 指定indexの引数を取得
func_get_args() 引数を配列で取得

関数の返り値

  • デフォルトでは return で指定された値のコピーを返す
  • 参照を受け取る場合は、 & を 関数名の前につける
function &foo(&$x){
	return $x;
}
$value = &foo

可変関数

  • 変数名に関数名の文字列を設定して呼び出すことが可能
$func_name = "printf";
$func_name("hello");
  • 対応する関数が無いとエラーが発生するので、 function_exsists($func_name); でチェックしよう
  • echo()isset() の構造言語は、この方法で 呼び出せない (エラーになる)
  • (だが黒本には構造言語について説明がない)

匿名関数 create_function

  • 他と衝突しない、ランダムな関数名となる
  • create_function(string $arg, string $code ) で定義
  • $付きの変数名を記載する関係上、シングルクォートで記載しましょう
$method = create_function('$x', 'echo $x;');
$mechod('hello');
  • 匿名関数は array_filter() などの引数としても利用可能

終わりに

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