導入と概要
先日約120MBの動画を圧縮した際に最終的に訳8MBまで圧縮されており
便利だなぁ～と思っていたのだが、
実際エンコードって何をしているのだろう？と思ったので
オープンソースのフリーエンコードソフト「つんでれんこ」
https://tdenc.com/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89/%E3%81%A4%E3%82%93%E3%81%A7%E3%82%8C%E3%82%93%E3%81%93/
を覗いてみようと思う
↓Git
https://github.com/tdenc/TDEnc
ソース内 txtよりまず概要を抜粋
ニコニコ動画にアップできるMP4を簡単に作成するエンコードバッチツール。
１．必要なツール・ライブラリを自動(または手動)ダウンロード
２．動画をドラッグ＆ドロップ
３．質問開始＆エンコードスタート
４．MP4自動作成、
という流れで作成。
ユーザ設定の読み込み、エンコードファイルの出力先設定等は割愛
toolのver確認は呼び出したbatファイル内で
それぞれのパスを元にチェック、ダウンロード、インストールを実施している。
動画を指定のbatファイルにドラッグ&ドロップすると
まず、指定した動画ファイルの読み込みと解析が始まる
これはmovie.batを読み込みその中でファイルの読み込み等を実施している。
まずMediainfo で動画情報を確認し、表示しているため、
Mediainfoの中身を覗いてみる
https://mediaarea.net/en/MediaInfo
今回指定した動画データをメディアインフォで指定すると
以下のような情報が取得できる
全般
完全なパス : 指定したファイルの完全パス
形式 : MPEG-4
形式のプロファイル : Base Media / Version 2
コーデック ID : mp42 (mp41/isom)
サイズ : 10.8 MiB
長さ : 53秒 760ミリ秒
総ビットレート : 1,690 Kbps
フレームレート : 24.000 fps
エンコード日 : 2023-08-23 12:53:06 UTC
タグ付け日 : 2023-08-23 12:53:06 UTC
映像
ID : 1
形式 : AVC
形式/情報 : Advanced Video Codec
形式のプロファイル : High@L4
形式の設定 : CABAC / 2 Ref Frames
形式の設定 CABAC : はい
形式の設定 参照フレーム : 2 フレーム
コーデック ID : avc1
コーデック ID/情報 : Advanced Video Coding
長さ : 53秒 750ミリ秒
ビットレート : 1,556 Kbps
幅 : 1,920 ピクセル
高さ : 1,080 ピクセル
モニターのアスペクト比 : 16:9
フレームレートの種類 : 可変 (VFR)
フレームレート : 24.000 fps
最小フレームレート : 23.976 fps
最大フレームレート : 24.000 fps
色空間 : YUV
クロマサブサンプリング : 4:2:0
ビット深度 : 8 ビット
走査方式 : プログレシッブ (PPF)
ビット/(ピクセル*フレーム) : 0.031
ストリームのサイズ : 9.97 MiB (92%)
エンコード日 : 2023-08-23 12:53:06 UTC
タグ付け日 : 2023-08-23 12:53:06 UTC
コーデック構成ボックス : avcC
音声
ID : 2
形式 : AAC LC
形式/情報 : Advanced Audio Codec Low Complexity
コーデック ID : mp4a-40-2
長さ : 53秒 760ミリ秒
ビットレート種別 : 固定 (CBR)
ビットレート : 128 Kbps
チャンネル : 2 チャンネル
チャンネルの配置 : L R
サンプルレート : 48.0 KHz
フレームレート : 46.875 fps (1024 SPF)
圧縮方法 : 非可逆
ストリームのサイズ : 856 KiB (8%)
エンコード日 : 2023-08-23 12:53:06 UTC
タグ付け日 : 2023-08-23 12:53:06 UTC
上記の内容に沿ってMediainfoの情報を見る
基本的にはC++で構成されているため
次回その部分を見ていこうと思う