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AWS完全初心者がAWS初心者になった話

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はじめに

こんにちは。Tsukasaです!
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今日はこれまでの軌跡と自分に起きた変化について総集編のような感じで振り返っていけたらと思います。中々自分に酔いしれているので、閲覧注意です!笑

そもそもお前って何者だったの?

私は都内にあるSIerでブリッジエンジニアとして勤務していました。
ブリッジエンジニアという言葉自体に馴染みがない方もいらっしゃるかと思いますので、簡単に説明します。
勤務していた会社はインドでオフショアをしている会社でした。開発拠点は全てインドにあるので、実際の開発やコーディング等の作業はインド側で行っていました。顧客は日本にいて開発拠点はインドにあるとの事で当然言葉が通じません。そういう時に私のようなブリッジエンジニアが顧客とインドの間に入って、プロジェクトが円滑に進むようにサポートをするというのが主な役割でした。
そのため、業種としては進捗管理や顧客と開発拠点が抱えている課題や疑問解決を行うPMやPMOといった役割を行なっていました。
従って私自身が実際に開発に携わったり、それこそAWSのような特定の技術について触れる機会というのは全くなかったのです。

何故AWSを学習し始めたの?

それでは何故私はAWSを勉強し始めたのでしょうか?
理由はとても単純です。AWSを勉強してみたら?と上から言われたからです。
2024年の秋頃、人事面談?のようなものがありました。直の上司との面談があり、その時私はもう少し技術的なところも強くなりたいという話をしました。その時に上司から言われたのが、AWSを勉強してみたらどうだ?ということだったのです。
実はその直前にも私自身も自分のキャリアに悩んでいたこともあり、強強エンジニアの友人に今の自分について相談してみたのです。その友人はAWSに関する業務は全くやったことのない人だったのですが、その友人からもクラウドを勉強してみることを勧められたのです。その後に会社からもAWSを勉強することを勧められたので、これはやるしかないなとなり勉強することにしたのです。

AWS-CLFへの挑戦

とは言え、AWSどころかクラウドやインフラに対する知識がない私が何から始めて良いのかわかりませんでした。調べたら、AWSには認定資格があり、その中でもCloud Practicioner(以下CLF)という資格はAWS未経験者でも挑戦して合格も可能であるということを知りました。
とりあえずこの資格に合格することを当面の目標とし、クラウドやAWSの基礎的な知識を得られたらと考えました。
2024年の10月中旬ごろから学習を開始し、12月中旬に合格することができました。
元々私自身がかなり慎重な性格ということもあり、問題集でほぼ満点取れるくらいにしてからじゃないと受験しないということで少々時間はかかりましたが、一発で合格することができました。
初心者レベルとは言え、これで有資格者になることができたので、少し自信もつきました。
AWSには沢山資格があったので、すぐに次の資格の準備を始めました。

絶望と挫折

CLFに合格した私が次に挑戦しようと思ったのが、中級レベルのSolutions Architect Associate(以下SAA)でした。
しかし勉強開始してすぐに挫折します。
あまりにもCLFとレベルが違いすぎたのです。
問題の複雑さや長さも雲泥の差でした。
CLFですらかなりギリギリ合格だったのに、こんなの無理だと思うようになりました。
しかも当時はあまり技術的なことに興味はなく、ただ上から言われたから資格取得に励んでいただけということもあり、ハンズオンのような実際に手を動かして勉強するといったことを考えなかったのでした。

JAWS-UGとの出会い

あの状況下だったら、勉強を辞めたり、逃げ出すこともできました。
しかし私は諦めなかったのでした。何故諦めなかったのか?何故逃げ出さなかったのか?それは今でもわかりません。目の前に立ちはだかる壁を何としても越えたかったのかもしれません。
そこから私は自分1人で勉強することをやめ、誰かの力を借りることにしたのでした。
それがAWS学習コミュニティであるJAWS-UGへの参加でした。
こういうコミュニティがあることはCLF勉強中に知りました。
調べたら入会手続きとかは特に必要なく、自分が興味のある勉強会にオンラインもしくはオフラインで参加すれば良いとの事でした。
初めての参加は東京支部のランチ勉強会だったと思います。
皆さんがLTというAWSの特定のテーマについて5~10分くらいの短いテーマについてプレゼンをされていました。正直何を話していたのかは当時の自分には理解できませんでした。
ただ、こういう世界があるのかという学びはありました。
それが1月末頃だったかと思います。
そして3月にJAWS DAYSというJAWSの一大オフラインイベントが池袋であることを知りました。
知り合いもいない、行ったところで何を得られるのかもわからない。自分の中では謎のイベントでしたが、あの時は色々焦っていました。行けば何か学びがあるかもしれない。
試験に合格するためのヒントが得られるかもしれないという思いから、何なのかもわからないイベントに1人で参加したのでした。
JAWS DAYSに関する記事はこちらにありますので、是非読んでいただけたら嬉しいです。

JAWS DAYS参加後に感じたこと

JAWS DAYSに参加はしましたが、結局難しい話ばかりで、何か技術的な学びがあったのか?と言われたら正直微妙です。(これは自分のレベルの問題であり、登壇者の皆さんはどなたも凄い方ばかりでした)
ただそこで受けた熱量だったり、人との繋がりであったりと今まで感じることのなかったものを強く感じたのでした。

AWS-SAAの合格

結局SAAは4月末に受験することにしました。
それまでの間に勉強もしながら、LTに何度か登壇したり、Qiitaに記事を書いたりなど、今までやったことのない事にも挑戦するようになりました。
その結果AWSを学習する仲間や勉強会を通じて知り合った友人等ができ、次第に周りを巻き込みながら勉強するようになったのでした。
ハンズオンにも挑戦するようになり、少しずつ自分の中でAWSに対する解像度を上げていき理解できるようになってきました。
結果的に720点合格の試験で730点のギリギリ合格を果たすことができました。
元々はSAA合格のためにJAWSに参加したわけだったので、当初の目標をひとまずは果たすことができました。

SAA合格後

当初の目標を達成したことで、少しだけ休む時間を設けました。(1週間くらい)
しかし、せっかくここまでやってきたのだからSAA合格に留まるのは勿体無いと思い、新たな目標を立て、動き始めました。次なる目標はAWS AI Practicioner(以下AIF)合格でした。
これも1ヶ月程勉強して合格することができました。
そして気づけば、AWSに携われる仕事をしたいと思うようになったのでした。

転職活動

転職活動は主に2つの軸を持って行いました。
1つは今までやってきたマネジメント職を中心に行うこと。ブリッジエンジニア枠など経験のあることで勝負をしようと考えました。
2つ目はAWSに携われる会社(職種)。紆余曲折はあったものの、自分で能動的に勉強してきたのだから、これを仕事にしたいという思いもありました。
色んな会社に応募したり、面接を受けていたら、マネジメントよりもAWSがやりたいなと思っている自分がいました。結果的にご縁があってAPNパートナー企業様から内定を頂けました。

自分の現在地

AWSを始めて学習し始めて約10ヶ月が経とうとしてます。
その間に取得できた資格はCLF,AIF,SAAの3つです。
決して多くはないと思います。自分自身とても不器用ですし、地頭も良くないので。
そしてJAWS-UGに参加してから半年くらいが経ちました。
最初は他の方の話を聞きながら何か自分にとって学びがあればいいやって思っていたのに
気がつけば、LT登壇8回、Qiita投稿22件(これで23件目)と以前とは全くの別人間になりました。特にQiitaに関しては、5月のゴールデンウィーク以降15週連続投稿中という毎週何かしらの学びをアウトプットするくらいになりました。
アウトプットをしないのは知識的な便秘だとどなたかが仰っていました。
その言葉に感銘を受け、自分なりに学んだことをこういった形で発信をしています。
どこまで続けられるかはわかりませんが、これからも続けていきたいなと思います。

これからの自分

8/1からAPNパートナー企業様で働かせていただいています。
とはいえ業務でどれくらいAWSに携われるのかは未知数です。
それでも所属部署がクラウド事業本部なので、以前より圧倒的にチャンスはあると思いますし、自分でチャンスを掴む必要もあります。
今までのQiitaの記事は「AWS完全初心者が〇〇した話」というタイトルで記事を書いてきましたが、今日からはAWS完全初心者→AWS初心者に変更します。
いくらAPNパートナー企業に入れたとは言え、まだ業務でAWSを触ったことがないのは事実なので、「AWS初心者」という言葉を使いたいと思います。経験を積んで「初心者」から別のフレーズを考えられる日が来たら良いなと思います。

終わりに

こんな気持ち悪い自分に酔いしれた文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。
1つの節目を迎えたので、これまでの軌跡を振り返りたいなと思い、このように文章として残しました。
このブログが誰かのためになるとは思いませんが、読んでいただいている方の中で新しいことや何かに挑戦するキッカケになったら嬉しいなと思います!

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