2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Azure 自動構築環境を作る①(Azureもくもく会 2018/05/26)

Last updated at Posted at 2018-05-26

Azure もくもく会に参加してきました

Azure もくもく会ロゴ
Azure もくもく会のロゴです。
「クラウド環境」と「もくもく会」と「(もくもくと言えば)雲」、というのを掛けているのだと思います。
Azure もくもく会の詳細はこちらでご確認ください。

何やってる会なのかを端的に言うと、Azure開発者が一箇所に集まって、
もくもくと自分の作業を進めていく、というものです。

今回は合同ということで、
品川のMS本社にHoloMagiciansJapan Xamarin User Groupも集まって開催でした(別室開催)

今日やったこと

最近 Azure 熱が高まって来ているので、
今日は以下の実装を目的にもくもく会へ参加しました。

  1. Azure に Linux 仮想マシンをデプロイする。
  2. Linux 仮想マシンに Ansible 実行環境を構築する。
  3. Ansible の playbook を用いて Azure に仮想マシンをデプロイする。

備忘を込めて、環境情報と今日の作業の流れを記載します。

環境とバージョン情報

作業の流れと参考情報

既に Azure の登録は済ませてあるので、登録については割愛します。

1. Azure Portal で Linux 仮想マシンのデプロイ

以下のサイトを読みながら、Linux 仮想マシンをデプロイしました。

但し、リンク先のテンプレートが見当たらなかった為、今回は以下のテンプレートを利用しました。

  • CentOS-based 7.4

また、Linux サーバには予め公開鍵をセット出来るので、
デプロイ後は Azure Portal の Cloud Shell から ssh 接続しました。

2. Ansible 2.5 の導入

以下の順に環境を通り整えながら、Ansible 2.5 を導入します。

Azure Portal から ssh 接続して、
以下のコマンドを順次実行します。

# epel 登録
sudo yum install epel-release

# pip のインストール
sudo yum install python2-pip

# git のインストール
sudo yum install git

# Ansible 2.5 のインストール
sudo pip install git+https://github.com/ansible/ansible.git@stable-2.5

# バージョン確認
[XXXX@YYYYY ~]$ ansible --version
ansible 2.5.3
  config file = None
  configured module search path = [u'/home/XXXX/.ansible/plugins/modules', u'/usr/share/ansible/plugins/modules']
  ansible python module location = /usr/lib/python2.7/site-packages/ansible
  executable location = /usr/bin/ansible
  python version = 2.7.5 (default, Aug  4 2017, 00:39:18) [GCC 4.8.5 20150623 (Red Hat 4.8.5-16)]

3. Ansible 2.5 で Hello, World!

Hello, World! を出力する(参考)
まず、サンプル用に以下のファイルを作成する。

# playbook.yml
---
- hosts: localhost
  connection: local

  tasks:
    - name: output Hello, World!
      shell: echo Hello, World

次に、以下のコマンドを実行して、出力結果を確認する。

[XXXX@YYYYY ~]$ ansible-playbook playbook.yml -v
...(中略)
TASK [output Hello, World!] *********************************************************************************************************************************
changed: [localhost] => {"changed": true, "cmd": "echo Hello, World!", "delta": "0:00:00.010597", "end": "2018-05-26 13:53:32.383862", "rc": 0, "start": "2018-05-26 13:53:32.373265", "stderr": "", "stderr_lines": [], "stdout": "Hello, World!", "stdout_lines": ["Hello, World!"]}

stdout に Hello, World! の出力を確認しました。

4. Ansible の playbook を用いて Azure に仮想マシンをデプロイする。

以下の環境整備の途中で時間切れになりました。

# MS リポジトリキーの登録
sudo rpm --import https://packages.microsoft.com/keys/microsoft.asc

# ローカルリポジトリ情報の作成
sudo sh -c 'echo -e "[azure-cli]\nname=Azure CLI\nbaseurl=https://packages.microsoft.com/yumrepos/azure-cli\nenabled=1\ngpgcheck=1\ngpgkey=https://packages.microsoft.com/keys/microsoft.asc" > /etc/yum.repos.d/azure-cli.repo'

# azure-cli のインストール
sudo yum install azure-cli

# azure-cli の認証
az login

# 上記実行後、認証用コードが画面出力されるので、以下のサイトにコードを入力する。
# https://aka.ms/devicelogin

これで az vm create 等が使えるようになります。

この後やろうと思っていることをザックリ書くとこんな感じです。

  • Ansible から Azure 実行
  • AWX の導入と AWX から Ansible の実行
  • phpIPAM の導入

本当にやるのか、やれるのか等は検証しながら進めようと思います。

おわりに

はじめてのもくもく会の参加でしたが、
ある程度目的を持って参加できた為、有意義な時間を過ごせました。

自宅だと気が緩みがちですが、周囲の集中力に助けられました。
仕事とプライベートの中間のような不思議な空間でした。

あと、書く場所がなくなってしまいましたが、
懇親会では自分の分野外の人とも会話できて楽しかったです。
Hololab の江口さん、Hololens 触らせてくれてありがとうございました!!

文中リンク一覧

追記

2018-06-09: タグに azuremoku2 を追加

2
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?