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StackBlitz で Angular のオンラインデモ環境を爆速で用意する

Last updated at Posted at 2017-12-13

この記事は Angular Advent Calendar 2017 の14日目の記事です。

StackBlitz とは

StackBlitz とは、簡単に言うと、オンラインの VS Code です。少し前に Medium で紹介されて注目を集めています。
image.png

Angular と React 用のプロジェクトを作れるとのことで、早速使ってみました(もちろん Angular で)。良い点、悪い点を挙げてみたいと思います。

良い点

Angular CLI ベースのプロジェクトを速攻で開始できる

上記の画像で Angular をクリックすれば、ものの数秒で開始できます。
image.png

Angular CLI の generate 系コマンドを GUI 操作できる

左ペインの app フォルダで右クリックすると、下図のように、コンポーネントやモジュールなどの生成コマンドがコンテキストメニューに表示されます。
image.png

パッケージのインストールが速い!

作者曰く、5x 速いと言っています。そこまでの差があるかどうかは分かりませんが、試してみた感じ確かに速いことは間違いありません。

依存パッケージもインストールしてくれる

下の画像は @angular/material をインストール中の状態です。@angular/material が依存している @angular/cdk も一緒にインストールするか聞いてくれます。
image.png

共有が簡単

SHARE メニューをクリックすると、共有用のリンクが表示されます。Anglar CLI のプロジェクト構成のまま共有できるので、Plunker よりもいい感じです。
image.png

エクスポートもできる

EXPORT メニューをクリックずれば、Angular CLI プロジェクトとしてそのまま ZIP ダウンロードできます。ダウンロード後は解凍して npm install すればすぐに使えるようになります。

悪い点

Angular CLI サポートがまだまだ

Angular CLI のコンフィギュレーション系が全然弱いです。

Intellisense がいまいち

本家 VS Code ほどの快適さはありません。例えば import {} from と入力して Ctrl+Enter を押しても No suggestion と表示されてしまい、インストール済みのパッケージ名が一覧表示されません。他にも、テンプレートの入力でタグ候補が表示されなかったりします。

Emmet が効かない

全く効きません。まだサポートされていないようです。

まとめ

現状では、デモとか用には使えるものの、実際の開発では厳しいという印象です。Intellisense や Emmet が効かないのは致命的です。ただ、非常に面白い試みで、Issue を見ていると今後が大いに楽しみです。

明日は @mstssk さんです。よろしくお願いします。

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