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【PHP】ストリームってなに?

Last updated at Posted at 2019-06-17

PHPのストリーム

ストリームは、 ファイル、ネットワーク、データ圧縮などに関する、 共通した一連の関数群と利用法を持つ操作の一般化の手法です。

正直よくわからないのでYYPHPで質問させていただきました。

PHPのストリームと一般的なストリームは若干異なる

PHPにはストリームという機能がある。
ストリームのアルゴリズムとは少し違う話。

共通していること

データの総量が確定していないものを扱う処理をストリーム(ストリーム処理)と言われることが多い。

大量のデータを水が小川を流れるように少しずつ処理をする。

PHPのストリーム

入出力を扱う機能。
CSVを1行ずつ読み込んで、DBに保存したりするイメージ

・ストリーム関数
例:fread, stream_get_contents
〇〇バイトずつ読み込む、というような処理。

・ストリーム処理じゃない関数
例:file_get_contents
全データを取得してくる
何十メガバイトもあるような大きいファイルを読み込むとPHPのメモリが足りなくなってエラーが起きたりする。

ストリームフィルタ

フィルタ は、ストリームから読み込まれたり、 あるいは、ストリームから書き込まれたするデータに対して何らかの操作を行う、 最終段階にあるコードです。 PHP スクリプトの内部で、 stream_filter_register() を使って、 あるいは拡張モジュールの内部で ストリームの作成 に示された関連する API を使って、カスタムフィルタを作成することができます。 現在登録されているフィルタの一覧を取得するには、 stream_get_filters() をお使いください。

ストリームで入出力するデータに対して操作ができるっぽい。
フィルターっていうくらいなので、流れてくるデータに対してフィルター(コーヒーのフィルターみたいな)をかけるイメージで良さそう。

利用できるフィルタのリスト
PHPのストリームフィルタでCSV読み込み

ストリームコンテキスト

コンテキスト は、ストリームの挙動を変えたり、 拡張したりすることのできる パラメータ と ラッパー固有の オプション の集合です。

ストリームフィルターの振る舞いを変える設定などを渡せるようになる。
https://www.php.net/manual/ja/context.php

例:file_get_contensの第3引数
file_get_contensの内部の振る舞いを変える。

※file_get_contensはPHPの関数としてはストリーム処理ではないが、file_get_contensの内部(C言語レベル)ではストリーム処理を行なっている(多分)。
その振る舞いの設定を変えるもの。

ラッパー

PHP には多くの組み込みラッパーが用意されています。さまざまな URL 風のプロトコルによって、 fopen() や copy()、 file_exists() そして filesize() といったファイルシステム関数で使用することができます。 これらのラッパーだけでなく、 stream_wrapper_register() 関数でラッパーを自作することもできます。

php://
://の前の部分、自作することも可能
ストリームラッパーとして登録するクラスの例

参考

YYPHP#87「PhpStorm有効活用術」「自社サービス開発と受託開発の違いとは?」「ポートフォリオにどんな内容が必要?」

YYPHP #88「どんなバリデーションをどこでやる?」「エンジニアの転職活動ってどんなの?」「もっと快適な開発環境」「php-javaをどうして作っているか?」

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