はじめに
先日AWSの認定資格を全て取得し、All AWS Certifications Engineersの要件を満たすことができました。
今回はこれまでの振り返りを共有することでこれから全冠を目指す人向けの参考になればと思い執筆しました。


※AWS Certified Solutions Architect - Associate(SAA)は一度失効して再取得したので、ごみが残ってます。
AWSとの馴れ初めと暗黒時代
当時AWSを使う機会はなかったのですが、2019年にAWS Certified Solutions Architect - Associate(SAA)だけ取得をしました。
その後、業務でAWSを使う機会がほぼなかったのですが、2022年頃からAWSを使う案件にアサインされたこともあり、そこからAWSに触れる機会が増えてきました。
そして、SAAも失効間近だったため、AWSの認定資格取得に向けた勉強も復活させました。
しかし、結果は悪く。。
その後2024年11月くらいまで、AWS資格6連敗という不名誉な記録を作ってしました。
(内訳はAWS Certified Solutions Architect – Professional(SAP)3回、
AWS DevOps Engineer Professional(DOP)1回、
AWS Certified Security - Specialty (SCS)1回、
AWS Certified Developer - Associate(DVA)1回です。)

暗黒時代からの脱却と成果が出始めたきっかけ
AWS Certified Solutions Architect – Professional(SAP)を4回目の受験でようやく取得することができました!
その後は他の資格も順調に合格することができました。
成果が出始めたきっかけは大きく下記の3つがあったと思います。
①マインドを変えた
②ワクワクする目標を作った
③一度ハードルを越えると次のハードルを越えやすくなった。
①マインドを変えた
正直6連敗中の自分はAWSに対するマインド、資格取得をする目的意識も特になく、とてもモチベーションが低い状態でした。
研修/イベントを参加したらついでについてきた試験バウチャーを消化するために試験を受けるくらいのマインドでした。
(当時の関係者の皆様、本当に申し訳ございませんでした。。。心よりお詫び申し上げます。)
そんな時にとあるAWS関連のオフラインイベントに参加する機会があり、AWSや資格取得に対するマインドが変わりました。
自分が普段触れることのなかったAWSサービスの話を聞いたり、自PJ外のAWS有識者との交流をしてAWSの深い話をとても新鮮でした。
それとともに、今まではいろんな人が作った情報をインプットするのがメインでしたが、自分が持っている情報を皆にも伝えていく存在になりたいという思いも生まれてきました。
AWSについても以前は「アップデートが来た=また更新作業が増えた・・」という受け身のマインドでしたが、
最近は「アップデートが来た=これを使うとこんな楽しいことができるようになる」というワクワクしたイメージを皆で話して楽しめるようになってもきました。
②ワクワクする目標を作った
会社や人から言われて資格を取ることを目標にしても、モチベが上がらないので資格を取って何をしたいの?を考えることにしました。
目標を立てるコツとして「自身」で「自主的」に「ワクワクする」目標を立てることが大事だと思います。
AWS Top Engineersとして活躍したい!
AWS Top Engineers制度という会社のAWSビジネス拡大につながる技術力を発揮した活動がある方向けの表彰プログラムがあることを知ました。
自分もTop EngineerになってAWSビジネスを盛り上げたい!という気持ちになったので、
Top Engineerになるのに必要な資格を取ることを目標にしました。
AWSの生成AI開発やりたい!
AWSの生成AIサービスの話をたくさん聞いていくうちに、自分もAWSの生成AI開発をやりたくなりました。
社内でタスクフォースを立ち上げてもらって活動を始めました。そこでAIの基本を0から学びたいと思い、AWSのAI/MLに関する資格取得を目標にしました。
AWSのセキュリティ/ネットワークのスペシャリストとして活躍したい。
AWSのセキュリティ/ネットワーク分野については実務経験がありましたが、独学で学んだ部分も多かったです。
一般的な目線での知識も習得して、AWSのセキュリティ/ネットワークのスペシャリストになり、活躍したいということを目標にAWS Certified Security - SpecialtyとAWS Certified Advanced Networking - Specialtyの取得を目指しました。
順調にAWS認定資格を集めていくと、AWS認定資格を全冠するとAll certエンジニアになれると聞き、
じゃあこっちも目指そうと思い、残りの資格取得を目標にしました。
https://aws.amazon.com/jp/blogs/psa/2026-japan-all-aws-certifications-engineers-criteria/
③一度ハードルを越えると次のハードルを越えやすくなった。
AWS認定資格取得に必要な知識を分解すると下記のようになると思います。

AWSの認定資格向けの勉強を進めていくにつれ、②や③の領域の知識も多く増えていき、成果が出始めたのだと思います。
また、勉強の成果は費やした時間に対して指数関数的に伸びていくとも思います。
地道に勉強を進めてる中で確実に知識はついてきたけど、結果が出るところまで達してなかった状態が続いてましたが、
遂に成果が出るところまで達することができたのかと思います。
AWS認定資格を全冠した感想
普段自分が利用してないAWSサービスや普段業務で関わることが少ない領域の知識を網羅的に理解することができました。
また、第三者向けにAWSができる人というアピールするネタもできたと感じてます。
一方で資格取得のために必要な勉強だと取得できる知識は不十分だと思いました。
知ってるだけとそれを業務で実践するのとでは大分差があると実感してます。
実践向けの知識を求めるなら資格取得だけではなく、ハンズオンをやってみたり、ブログ執筆やLT登壇等のアウトプット活動を実施する等、
実践形式の活動をやらないと自分の身につかないなあと思います。
また、実業務遂行にはAWS以外の領域の知識も必要だと思います。
上記を踏まえたうえで個人的にはまずはAWS認定資格は得意領域については
担当レベルはアソシエイトレベルを責任者レベルはプロフェッショナル/スペシャリストレベルを1つ、2つ取れば、十分AWSの実業務で成果を出せると思います。
AWS資格全冠したいと思った人はぜひAWS認定資格全冠を目指しましょう!
また、同じ領域の試験はなるべく絞って受けた方が効率いいと思います。
個人的なおすすめは下記になります。
アーキテクト:SAA→SOA→SCS→SAP
ネットワーク:SAA→SOA→ANS
AP開発:DVA→DOP→SCS
AI/ML:AIF→DVA→DEA→MLA→AIP
取る順番に迷ったらAWS公式のラーニングパスを見て自身が目指したいロールに合わせた認定取得プランを立てましょう。
https://d1.awsstatic.com/onedam/marketing-channels/website/aws/ja_JP/certification/approved/pdfs/AWS_certification_paths.pdf
最後に
AWSの認定資格取得はゴールではなく、これからの活動のスタートだと捉えてます。
資格勉強のためだけにドキュメントを丸暗記しただけでちゃんと理解できてない部分もたくさんあるので、これからもっと知見を深めていきたいと思います。
また、AWS向けだけでなく、色んな領域の知識も吸収していきたいと考えてます。
おまけ AWS認定資格難易度ランキング
こんなもの見てる暇あったら勉強しろ!と思いながらもAWS認定資格勉強中は
なぜかいつも他の人が作った難易度ランキングが気になってしまい、調べまくってたので自分も作ってみました。
尚、自身が持ってるスキル/経験によって各資格の難易度は全然違うのであくまで参考してください。
僕はネットワーク/インフラ系が得意な領域です。
難易度の目安としてはアソシエイトレベルがAWS案件を担当レベルで遂行するために必須のレベル、
プロフェッショナル/スペシャリストがAWS案件を責任者レベルで遂行するために必須のレベルです。
| No | 略称 | 資格名 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1 | SAP | AWS Certified Solutions Architect - Professional | 試験範囲が膨大かつ似たような選択肢も多いので非常に膨大な準備が必要 |
| 2 | AIP | AWS Certified Generative AI Developer - Professional | ベータ版かつリリースされて4カ月程で試験対策コンテンツもあまりなかったのでこの順位 |
| 3 | DOP | AWS Certified DevOps Engineer - Professional | SAPよりは簡単でしたが、あまりなじみのない領域も多かったのでこの順位 |
| 4 | SCS | AWS Certified Security - Specialty | 重要な領域のため、他の資格と試験範囲が被ってる部分も多かったので内容が入りやすかった印象 |
| 5 | ANS | AWS Certified Advanced Networking - Specialty | 問題文が多く難しいという声もよく聞きますが、得意領域だったためこの順位 |
| ~~ | ~~~ | 越えられない壁 | ~~~ |
| 6 | SAA | AWS Certified Solutions Architect - Associate | 試験範囲が膨大で他のアソシエイトレベルと比較すると難易度は別格だと思いました。 |
| 7 | DEA | AWS Certified Data Engineer - Associate | 他の資格と試験範囲があまり被ってない&馴染みがない領域だったので苦戦しました。 |
| 8 | DVA | AWS Certified Developer - Associate | 普段あまり触らないAWSサービスも多く個人的には苦戦した。 |
| 9 | SOA | AWS Certified CloudOps Engineer - Associate | 実務経験量で難易度が分かれる印象 |
| 10 | MLA | AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate | AI/MLに馴染みはありませんでしたが、試験範囲は狭いかった印象 |
| ~~ | ~~~ | 越えられない壁 | ~~~ |
| 11 | AIF | AWS Certified AI Practitioner | AI/MLの基礎知識を勉強するのにちょうどいい難易度でした。あまりAWSに馴染みのないメンバにも取得をお勧めしてます。 |
| 12 | CLF | AWS Certified Cloud Practitioner | エンジニア目線だけでなく経営者目線の問題も多いので、若干苦戦しました。 |