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VMware ESXi上でのRDMディスク利用サーバにおけるWindows ServerバックアップでのOS復元

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Last updated at Posted at 2026-02-11

はじめに

VMware ESXi上でWindows Server 2022でWSFC構成を組んでいますが、クラスタ共有ディスクは、RDM(Raw Device Mapping)ディスクとする必要がありますが、RDMディスクを利用した場合、ESXのスナップショットでのバックアップが取得できないため、システムバックアップの代替手段が必要となりました。

そのバックアップをWindows Serverバックアップを用いてバックアップしていますが、復元手順確立のための手順検証で色々と悩みました。
※復元後に、ドメインユーザでログインできなくなった等

商用のバックアップソフトも利用できるかと思いますが、費用削減のためOS標準のWindows Serverバックアップを利用する事としました。

それ程多くはないパターンかと思いますが、備忘録として記載します。

想定する環境

・VMware ESXi上でWSFC(Windows Server Failover Cluster)を構築している
・クラスタ共有ディスクにRDM(Raw Device Mapping)ディスクを利用している
・NICのアダプタタイプでvmxnet3を利用している
・クラスタ共有ディスクを含めてWindows Serverバックアップを取得している
・バックアップをネットワークフォルダへ取得している

事前準備

・仮想マシンのプロパティから、WindowsセットアップディスクのISOファイルをDVD-ROMドライブにマウント済みであること

復元手順

1、復元対象の仮想マシンをパワーオンして「F1」キーを押して [Boot Manager]画面を開き、CDROMドライブを選択してリターンキーを押します。
 スクリーンショット 2026-02-08 231428.jpg

2、”Press any key to boot from CD or DVD……” が表示されたら任意のキーを押します。
スクリーンショット 2026-02-08 231531.jpg

3、すべて「日本語」が選択されていることを確認して[次へ] を選択します。
スクリーンショット 2026-02-08 231732.jpg

4、[コンピューターを修復する] を選択します。
スクリーンショット 2026-02-08 231814.jpg

5、[オプションの選択] 画面で [トラブルシューティング] を選択します。
スクリーンショット 2026-02-08 231915.jpg

6、[詳細オプション] 画面で [イメージでシステムを回復] を選択します。
スクリーンショット 2026-02-08 231954.jpg

7、[イメージでシステムを回復] 画面で [Windows Server] を選択します。
スクリーンショット 2026-02-08 232023.jpg

8、[コンピューター イメージの再適用] 画面が表示されます。
 ここでは[キャンセル] を選択します。
スクリーンショット 2026-02-08 232115.jpg

9、[システム イメージ バックアップの選択] で [システム イメージを選択する] を選択して[次へ] を押します。
スクリーンショット 2026-02-08 232619.jpg

10、[復元するコンピューターのバックアップの場所を選択してください] で [詳細設定] を選択します。
スクリーンショット 2026-02-08 232650.jpg

11、[ドライバーをインストールする] を選択します。
スクリーンショット 2026-02-08 232720.jpg

12、[ドライバーの追加] で[OK]選択します
スクリーンショット 2026-02-08 232751.jpg

13、NICを認識させるため、開いたエクスプローラーからvmxnet3の[セットアップ情報]ファイルがある場所を開いて、「vmxnet3」ファイルを選択して[開く]を押します。
※以下の場所にあります。
C:\Program Files\Common Files\VMware\Drivers\vmxnet3\Win10
スクリーンショット 2026-02-08 233110.jpg

14、[ドライバーの追加] を押します。
スクリーンショット 2026-02-08 233149.jpg

15、[ドライバーを追加しています]と表示されるので待ちます。
スクリーンショット 2026-02-08 233216.jpg

16、この画面に戻ったら、[Shift+F10] を押してコマンドプロンプトを起動します。
スクリーンショット 2026-02-08 233345.jpg

17、下記のコマンドを実行してNICが認識されていることと、 対象NICのIdx 番号を確認します。
 netsh interface ipv4 show interfaces
スクリーンショット 2026-02-08 233558.jpg

18、下記のコマンドを実行して、NICの初期化を行います。
 ※結果は何も表示されません。
 wpeinit
スクリーンショット 2026-02-08 233837.jpg

19、下記のコマンドを実行して、利用するNICにIPアドレスを設定します。
 netsh interface ipv4 set address <確認したIdx番号> static <サブネットマスク> <デフォルトゲートウェイ>
(例)netsh interface ipv4 set address 3 static 192.168.1.2 255.255.255.0 192.168.1.1

20、ipconfigを実行してIPアドレスが正しく設定されていることを確認します。
スクリーンショット 2026-02-08 234153.jpg

21、「exit」を入力してコマンドプロンプトを終了します。
スクリーンショット 2026-02-08 234357.jpg

22、[詳細設定] を選択します。
スクリーンショット 2026-02-08 234448.jpg

23、[ネットワーク上のシステム イメージを検索する] を選択します。
スクリーンショット 2026-02-08 234520.jpg

24、[ネットワークに接続しますか?] の画面で[はい]を押します。
スクリーンショット 2026-02-08 234543.jpg

25、バックアップ保存先のネットワークフォルダ名(UNCパス)を入力して[OK] を選択します。
スクリーンショット 2026-02-08 234620.jpg

26、[ネットワーク資格情報の入力] 画面が表示されるので、バックアップ保存先にアクセスするための適切な資格情報を入力して [OK] を押します。
 ※[矢印]キーでカーソル位置を移動します
スクリーンショット 2026-02-08 234737.jpg

27、復元対象のバックアップを選択して[次へ]を選択します。
スクリーンショット 2026-02-08 235121.jpg

28、復元対象のバックアップ日時を選択して[次へ]を選択します。
スクリーンショット 2026-02-08 235304.jpg

29、そのまま[次へ]を押します。
スクリーンショット 2026-02-08 235351.jpg

30、[完了] を押します。
スクリーンショット 2026-02-08 235609.jpg

31、[ドライブ内の復元対象のデータはすべて置き換えられます]のメッセージが表示された場合[はい]を選択します。
スクリーンショット 2026-02-08 235640.jpg

32、復元が開始されます。
スクリーンショット 2026-02-08 235656.jpg

復元後の対応

ドメイン参加済みのサーバの場合、古いバックアップから復元した場合、サーバにドメインユーザでログインできなくなります。

ドメイン参加済みのWindowsマシンをバックアップから復元した後、ドメインユーザでログインできなくなるのは、マシンアカウントの信頼関係が壊れていることが原因です。
これは、ドメインコントローラー上のマシンアカウントと、復元されたマシンのセキュリティ識別情報(パスワード)が一致しなくなっているために起こります。

その場合、以下の手順で対応します。

1、ローカル管理者アカウントでログインする
 ドメインユーザではログインできないので、まずはローカルの管理者アカウントでログインします。

2、PowerShellを管理者権限で起動します

3、以下のコマンドを実行します

Reset-ComputerMachinePassword -Server <ドメインコントローラー名> -Credential <ドメイン管理者権限のアカウント>

(例)Reset-ComputerMachinePassword -Server DC01 -Credential DC01\admin
※ドメイン管理者の資格情報を入力するプロンプトが表示されるのでパスワードを入力します。

4、OS再起動して、ドメインユーザでログインできるか確認します

5、OS再起動後に念のため、PowerShellで以下のコマンドを実行して「True」でと表示されることを確認します。

Test-ComputerSecureChannel

その他

Windows ServerバックアップでOS復元した場合は、OSライセンス認証の再アクティベーションは不要でした。

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