データ型
MySQLには数値、文字列、日付などのデータの種類に応じた型がある。
数値
MySQLで扱える数値には、整数を扱うためのINT型
や、実数(小数点がついた値)を扱うためのFLOAT型
がある。
固定小数点は金銭データを扱う場合や正確な精度を保持することが重要な場合に使用し、範囲の広い実数を扱いたい場合は浮動小数点を使う。
・数値型
数値の種類 | 代表的データ型の種類 |
---|---|
整数 | INT、BIGINT、TINYNTほか |
固定小数点 | DECIMAL、NUMERICほか |
浮動小数点 | FLOAT、DOUBLEほか |
・文字列型
型 | 特徴 |
---|---|
CHER | 固定長文字列 |
VARCHAR | 可変長文字列 |
TEXT | 文字列データを扱うデータ型で格納できるデータのサイズを指定しない |
CHAR型
は長さ5とする場合、CHAR(5)と表す。仮に、「DOG」という3文字をCHAR(5)に格納すると2文字分余るが、余った部分にはスペースが入ることで長さが5になる。これを固定長
という。データを取り出すときはこのスペースは削除される。
VARCHAR型
も長さを5とする場合、VARCHAR(5)と表すが、「DOG」という3文字を格納すると長さは3と表現される。
なお両方とも、指定した文字列を超えた値が入力されると、オーバーした分がカットされる。
NULL値
NULL値
はデータが存在しないことを表す値で、どの型にも入れることができる。
レコードが作成されたものの、データを追加する際に値が渡されなかったカラムの値はNULLになる。