はじめに
現在のバージョン:
macOS Catalina 10.15.3
Ruby on Railsで環境構築を実施してみました。自身のPC(ローカル)に直接環境を構築すると現在のPCの設定に影響を与えてしまう可能性がある為、仮想環境を作りました。
仮想環境について
仮想環境とは自身のPCとは別のPCを仮想的に作ることです。(1台のPCで複数のPCを扱えるイメージ)
開発環境をローカルでやらない為自身のPCに影響を与えないメリットがある。
※仮想環境は不要になればすぐに削除が可能です。
仮想環境を構築
###VirtualBoxをインストール
VirtualBox(バーチャルボックス)をインストールして、仮想環境を構築。
macOS:VirtualBox(6.0.14)ダウンロード
ダウンロード後開くと下記の画面になります。
「1」をダブルクリックして、インストール実施完了後「Applications」フォルダに追加されてます。
インストール後以下のコマンドでバージョンが表示されるか確認。
centos/7 (virtualbox, 1905.1)```
### Vagrantをインストール
Vagrant(ベイグラント)をインストールして、仮想環境を管理・構築をします。Windows、Mac OS X、Linuxで動作します。
[macOS:Vagrant(64bit)ダウンロード](https://releases.hashicorp.com/vagrant/2.2.7/vagrant_2.2.7_x86_64.dmg)
**インストール後以下のコマンドでバージョンが表示されるか確認。**
```$ vagrant --version
Vagrant 2.2.4```
※macOSのバージョンによっては、以下の設定が必要になります。
アップルメニューから**「システム環境設定」→「セキュリティとプライバシー」アイコンクリック→「一般」タブクリック→「開発元を確認できないため、開けませんでした」の「このまま開く」をクリック**する。
### vagrant-vbguestプラグインをインストール
「vagrant-vbguest」は自分の環境と仮想環境のバージョンを自動で合わせてくれるVagrantのプラグインです。
Vagrant起動の準備をする際に、「vagrant-vbguest」プラグインのインストールがあると面倒な作業を肩代わりしてくれます。
**・インストール方法**
ターミナルで以下コードの入力をする。
```$ vagrant plugin install vagrant-vbguest```
参考にコマンド一覧も載せておきます。
<img width="604" alt="スクリーンショット 2020-03-25 16.33.53.png" src="https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/607914/3e6ac12c-5cdf-3679-322e-5fd80e77be63.png">
### Vagrantfileの作成
Vagrantfileの作成をしますが、その前に作業ディレクトリーの作成をします。
ターミナルでデスクトップに移動 [エラーが出た場合](https://qiita.com/tiger26/items/50c0a6906ddd26b7bfeb)
```$ cd Desktop```
フォルダをデスクトップに作成する
```$ mkdir フォルダ名 ```
任意のフォルダに移動する
```$ cd フォルダ名 ```
フォルダ内に「vagrant」という名のフォルダを作成する
```$ mkdir vagrant ```
vagrantフォルダに移動する
```$ cd vagrant ```
ここからVagrantfileを作成していきます。
Vagrantfileを作成
```$ vagrant init centos/7```
コマンド実行後、Vagrantfileを作成されております。
#Vagrant起動
Vagrantの起動コマンド
```$ vagrant up```
初回の起動は、30分から3時間はかかります。
以下のように表示がされると完了です。
<img width="598" alt="スクリーンショット 2020-03-25 17.31.31.png" src="https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/607914/b7ec212b-3635-f315-1759-7a75442a9dde.png">
完了後、以下のコマンドでシャットダウンして導入が完了です。
```$ vagrant halt```
※再度起動する際はVagrantの起動コマンド
```$ vagrant up```を実行してください。