これは「エイプリルナイツ アドベントカレンダー2025」の19日目の記事です。
https://adventar.org/calendars/11678
14日の記事の続きとなります。
「AIに丸投げコーディング」については前の記事の方が参考になるかと思います。
本来、Github Copilot CLIで記事を書く予定だったのですが、
(遊びすぎて)Premium Requestを使い果たしており、下書きが途中で止まってしまったのでAntigravityに同じ設計を食わせて掲示板サービスを作ってみました。
Antigravity
2025年11月18日にGoogleが公開した AIエージェント主導型の統合開発環境 です。
VSCodeの派生エディタであり、画面レイアウトにはほとんど手が入れられていないため、VSCodeユーザならかなりとっつきやすいでしょう。
作ったサービス
前記事と同じシンプルな掲示板サービス。
前回と同じく main ブランチの各設計書を元に構築しています。
(実装の形式やデザインセンスはAIモデルの違いによるものと思われるので今回は割愛)
デザインはdraw.ioで以下のように必要部品を配置し、あとは「モダンでいい感じに」と Gemini 3 Pro のセンスに丸投げ。
Copilot CLIと比較して
無料
これにまさるメリットがあるだろうか、いや、ない(反語
まぁ、ご自慢の Gemini 3 Pro はあっさりレート制限に達するんですけどね。
現時点ではプレビュー版ということもあって、課金して上限を増やすこともできません。
ということで、今回は途中から Claude Sonnet 4.5 を使ってます。
初回構築とページデザインくらいまでは Gemini 3 Pro による出力です。
https://shigotech.kotobadia.com/1702
【2025-12-21追記】緩和+Pro契約者優遇が始まったようです、ただし具体的にどの程度優遇されるのかは不透明…
イマイチだった点
あくまで試した時点(2025-11-24頃)での挙動、将来的には改善するかもしれません。
また、AIモデルよりは Antigravityの仕様 寄りの評価です。
-
copilot-instructions.md的なデフォルトで読み込む指示書には非対応新しくセッションを開始するたびに明示的に読み込む必要がある時折自動的に読み込むことはあったが、保証できるレベルではない
- コマンドの実行やファイルの書き換えで都度確認してくる
【2025-12-21追記】
標準プロンプトを .gemini/GEMINI.md に配置することで copilot-instructions.md と同様の働きをするようです。
この辺足並み揃える気はないのか
良かった点
- 実行計画を立てて事前に「こういうことをやるので確認してください」と聞いてくる
- サーバを起動しっぱなしにできる
- 今後Github Copilot CLIも改良されるかもしれません
- 利用するAIモデルを任意で選べる
最終的な結論
| Github Copilot CLI | Antigravity | |
|---|---|---|
| 作業内容の事前確認 | してくれない | してくれる |
| 実行コマンドの省略設定 | セッションごと | アプリ設定 |
| テスト | してくれない | してくれる |
| 標準プロンプト | .github/copilot-instructions.md |
.gemini/GEMINI.md |
| 利用制限 | Gemini 3 Proよりは緩い | プラン次第だが詳細不明 |
| 上限に達したあと | 使えない | 別モデルを選択すれば使える |
一長一短、複数人で同じルールを元にあれこれ作っていくなら標準プロンプトを設定できるGithub Copilot CLI、今回のように「丸投げコーディング」して「ひとまず動くもの」を作るならAntigravityが有利でしょうか。
【2025-12-21追記】 GEMINI.md の存在により、Antigravityが一歩リードかなぁ…
また、個人的には一旦英語に翻訳して英語で考える Gemini 3 Pro よりも、一旦日本語指定したら日本語で考えてくれる Claude Sonnet 4.5 が考えている過程も日本語で見られるため使いやすい気がします。


