OpenCVはC++やPython、Javaなどが公式でサポートされてますが、RubyでOpenCVを動かすことができるruby-opencvを見つけたので試してみたのでメモ。

ruby-opencvの導入

今回はOS X El Capitanの環境で試してみました。
OpenCVの環境構築を事前に行い、以下のコマンドでruby-opencvをインストールします。

gem install ruby-opencv -- --with-opencv-dir=/path/to/opencvdir

ruby-opencvの実行

グレースケール変換と二値化処理で動作を確認してみます。

require 'opencv'
include OpenCV

src = CvMat.load('Sailboat.bmp')

gray = src.BGR2GRAY
bin = gray.threshold(128, 255, :binary)

GUI::Window.new('src').show(src)
GUI::Window.new('gray').show(gray)
GUI::Window.new('bin').show(bin)

GUI::wait_key

実行結果

ドキュメントを見る限り他にもOpenCVの様々な機能が使えるとのことなので、気になる方はぜひ試してみてください。

参考記事

RubyとOpenCVで始める画像処理
https://techblog.gmo-ap.jp/2016/11/28/ruby%E3%81%A8opencv%E3%81%A7%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%82%8B%E7%94%BB%E5%83%8F%E5%87%A6%E7%90%86/