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AWS の EC2 インスタンス(Amazon Linux)に Jenkins 2 をインストールする

Last updated at Posted at 2018-06-16

はじめに

こんにちは。
お仕事では Atlassian Bamboo を利用している者です。

最近は Jenkins とはご無沙汰となってしまっていまいました。
AWSのEC2インスタンス(Amazon Linux)にJenkinsをインストールする」から早くも3年の月日が経ちました。

今回は、父の日も近いということで、私にとって「CI のお父さん的存在」である Jenkins おじさんに敬意を表し、最新版を EC2 にインストールしてみます。

EC2 インスタンスの作成

  • EC2 インスタンスを作成します。パラメータはお好みで。私は以下のようにしました。

    • AMI は Amazon Linux
    • インスタンスタイプは t2.micro
    • デフォルト VPC
    • Public IP は有効
    • セキュリティグループで SSH 22番、TCP 8080番を IP アドレス指定で許可
  • SSH ログイン後、パッケージをアップデートしておきます。

$ sudo yum update

JDK 8 のインストール

Amazon Linux には JDK 7 がインストール済みですが、
最新の Jenkins は Java 8 が必要とのことなので、バージョンアップを行います。

  • 現在のバージョンを確認
$ java -version
java version "1.7.0_181"
OpenJDK Runtime Environment (amzn-2.6.14.8.80.amzn1-x86_64 u181-b00)
OpenJDK 64-Bit Server VM (build 24.181-b00, mixed mode)
  • JDK 8 のインストール
$ sudo yum install java-1.8.0-openjdk-devel.x86_64
  • デフォルトの JDK を変更
$ sudo alternatives --config java

There are 2 programs which provide 'java'.

  Selection    Command
-----------------------------------------------
*+ 1           /usr/lib/jvm/jre-1.7.0-openjdk.x86_64/bin/java
   2           /usr/lib/jvm/jre-1.8.0-openjdk.x86_64/bin/java

Enter to keep the current selection[+], or type selection number: 2
  • バージョンを確認
$ java -version
openjdk version "1.8.0_171"
OpenJDK Runtime Environment (build 1.8.0_171-b10)
OpenJDK 64-Bit Server VM (build 25.171-b10, mixed mode)

Jenkins のインストール

  • yum のリポジトリを追加します。
$ sudo wget -O /etc/yum.repos.d/jenkins.repo https://pkg.jenkins.io/redhat/jenkins.repo
$ sudo rpm --import https://pkg.jenkins.io/redhat/jenkins.io.key
  • Jenkins をインストールします。
$ sudo yum install jenkins
  • 2.127 がインストールされました。
$ rpm -qa | grep jenkins
jenkins-2.127-1.1.noarch
  • ランレベル3と5で自動起動になっているようです。
$ chkconfig --list jenkins
jenkins        	0:off	1:off	2:off	3:on	4:off	5:on	6:off

Jenkins の起動

  • 起動します。
$ sudo service jenkins start
  • ブラウザで Jenkins の URL にアクセスします。
http://<EC2インスタンスのパブリックDNS or IP>:8080/

Jenkins の初期設定

おお!この画面は初めて見ました。
最近の Jenkins はウィザードにしたがって初期設定を行うようです。

  • 初期パスワードを設定して Jenkins のロックを解除

Jenkins のホームディレクトリに初期パスワードファイルが書き込まれているので、このパスワードを入力します。

Capture 2018-06-06 at 9.23.39.png

  • プラグインのインストール

とりあえず、おすすめプラグインを選択しておきます。

Capture 2018-06-06 at 9.23.52.png

Capture 2018-06-06 at 9.24.16.png

  • 管理者ユーザーの追加

Capture 2018-06-06 at 9.25.00.png

  • URL の設定

Capture 2018-06-06 at 9.27.14.png

最初のビルド

"Hello" を echo するだけのサンプルジョブを作ってみます。

  • 新しいジョブの作成
    Capture 2018-06-06 at 9.30.04.png

  • 名前とタイプを指定
    Capture 2018-06-06 at 9.30.56.png

  • ビルド手順の追加

シェルの実行 を選択して、シェルスクリプトを書きます。

Capture 2018-06-06 at 9.31.57.png

  • ビルドを実行
    Capture 2018-06-06 at 9.32.14.png

  • ビルド結果の確認

Capture 2018-06-06 at 9.33.20.png

Capture 2018-06-06 at 9.32.53.png

おわりに

オールドユーザーの私にとって、セットアップウィザードが新鮮でした。
ジョブの作成手順やビルド画面は昔の Jenkins おじさんのままで安心しました。

以上でインストールと動作確認は完了です。
このあとは EC2 インスタンスの再起動後に URL が変わってしまうので、EIP を割り当てた後、Route 53 などの DNS サービスで URL を固定化してあげると良いでしょう。

参考

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