はじめに
知ってる人にとっては超当たり前の内容ですが、公式ドキュメントには明記されてないので初心者向けに書いてみます。
プラグインの設定情報 (config)
config
に空オブジェクトを渡せば削除されます。
kintone.plugin.app.setConfig({})
削除後にgetConfig()
すると、空オブジェクトが返る。
kintone.plugin.app.getConfig('plugin-id') // {}
外部 API の実行に必要な情報 (proxyConfig)
url
とmethod
を明記して、headers
とdata
の両方に空オブジェクトを渡せば削除できる。
kintone.plugin.app.setProxyConfig('https://example.com/api.json', 'POST', {}, {})
getProxyConfig()
すると{"headers":{},"data":{}}
が返ってくるかと思いきや、null
が返ってくる。これはスッキリして良いですね。
kintone.plugin.app.getProxyConfig('https://example.com/api.json', 'POST') // null
URLとHTTPメソッドの組み合わせをキーに設定を管理しているので、削除もその組み合わせ単位でしかできないっぽい。
設定済みの「URLとHTTPメソッドの組み合わせ」一覧
proxyConfigの場合、設定済みのURLとHTTPメソッドの組み合わせは自分で覚えておく必要があります。もし組み合わせを忘れてしまったら確認も削除もできなくなっちゃうので、ちょっと勘弁してほしい。「自分の作ったアプリのプラグイン設定に、実は何かしらの機密情報がまだ入ってるのでは??」と疑心暗鬼になってしまったら夜も眠れません
そんなときの裏APIであります!
プラグイン設定画面で↓を実行すると、
console.log(cybozu.data.page.APP_PLUGIN_PROXYCONFIGS)
こんな配列が返ってきて、設定済みの情報を確認できました!
[
{
"dataJson": "{\"key\":\"value\"}",
"headers": {
"x-api-key": "xxxxx"
},
"method": "POST",
"url": "https://example.com/api.json"
}
]
これは非公式APIなので、予期せず仕様が変わるかも知れません。
使う場合は自己責任でお願いします!
というかサイボウズさん、これくらいは標準のJS APIで確認させてくださいよー。
ではまた!