#2018/01/03 更新
Macが壊れてしまいまして、最初からPython環境を構築していたところ
pyenvにvirtualenvなんてねーよ!!って、terminalさんに叱られてしまったので
pyenv installの際にpyenv-virtualenvもinstallするように追記しました。
virtualenv deleteできなくなっていたので、pyenv uninstall virtualenv_nameに修正。
#はじめに
Anacondaの環境でpyenv-virtualenvを使用していて
python -Vで確認してみるとPython versionが固定されてたり
terminalの行に(virtualenv_name)がずっとずっと表示されてdeactivateできなかったりしてませんか?
はい、私です。
で、Qiitaの紳士淑女な皆様方の記事を参考にやっとPythonの環境をコロコロ変更できるようになったので、
MEMO用にまとめた記事です。
参考にさせていただいた記事
Markdown記法 チートシート
HomebrewのインストールからpyenvでPythonのAnaconda環境構築までメモ
pyenv-virtualenvでディレクトリ単位のpython環境構築
virtualenv 基本的なコマンド使い方メモ
pyenvとvirtualenvで環境構築
データサイエンティストを目指す人のpython環境構築 2016
Anaconda で Python 環境をインストールする
【決定版】MacでPythonを使って『機械学習』を学ぶための環境構築
#homebrewでpyenvのインストール
まずBrewでpyenvをinstallします。
terminalを開き
$brew install pyenv
$brew install pyenv-virtualenv
Brewない方は、まずBrewをinstallします。
Qiitaにお世話になった記事がたくさんありますのでご参照ください。
#.bash_profileの編集
pyenvがinstallできましたら .bash_profile を弄ります。
Terminalを開き
$echo 'export PYENV_ROOT="${HOME}/.pyenv"' >> ~/.bash_profile
$echo 'export PATH="${PYENV_ROOT}/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
$echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.bash_profile
"{}"を忘れないでください、後々Anacondaがpyenvで設定されてるにも関わらず python --versionがおかしな感じになりますので。
$cat ~/.bash_profile
.bash_profileを書き換えたら、terminalを一度閉じて開き直すなり、
source ~/.bash_profileするなりしてください。
#pyenvでPythonのインストール
では、pyenvでPythonをinstallしていきます。
まずは、pyenvでinstallできるPythonのversionのlistを表示。
$pyenv install -l
リスト表示されたPythonのversionの中から好きなのをinstallします。
もちろん、この記事を見ているということはAnacondaですよね?
2系と3系を両方ともinstallして検証してみてください。
$pyenv install [python_version]
$pyenv install [another_python_version]
pyenvにinstallされたpythonのversionを確認しましょう。
$pyenv versions
systemで設定されたpython_versionが複数表示されたらOKです、
またactivateされているpython_versionの頭には*が付いています。
#pyenvでGlobalなpythonとlocalなpythonの設定
ここでおさらいですがpyenvでは
global(どのディレクトリにも反映)と
local(設定時のカレントディレクトリだけ反映)のpython_versionの設定ができます。
$pyenv global [python_version]
うまくglobalなpython_versionが設定されたか見てみましょう。
$pyenv global
先ほどに設定したpython_versionが表示されましたでしょうか?
次にlocalなpython_versionを設定してみます。
$pyenv local [python_version]
カレントディレクトリにlocalなpython_versionが設定されたか確認します。
$pyenv local
local設定されたpython_versionが表示されたと思いますが
一旦、localに設定されたpython_versionを外します。
$pyenv local --unset
$brew update
$brew upgrade pyenv
#virtualenv
では、virtualenvの設定に入ります。
好きなpython_versionで仮想環境を構築して使えます。
$pyenv virtualenv [python_version] [virtualenv_name]
仮想環境virtualenv_nameがpyenvに追加されたか確認してみましょう。
$pyenv versions
追加されたことを確認したら仮想環境virtualenv_nameをactivateしてみましょう。
$pyenv activate [virtualenv_name]
terminalの行頭に(virtualenv_name)が表示されましたか?
どこのディレクトリでもactivateできます。
では、次に仮想環境virtualenv_nameを解除します。
$pyenv deactivate
terminalの行頭に表示されていた(virtualenv_name)が消えたでしょうか?
最後に構築した仮想環境virtualenv_nameを削除します。
$pyenv uninstall [virtualenv_name]
MEMO終わり!!
昨日anaconda3-4.0.0のvirtualenvをlocalに設定した上で
python -Vすると3.6.0が表示されました、3.5.1のはずなのですが……
Markdown記法を初めて使うくらい超初心者なのですが
QiitaのKnowledgeの集積で多少まともにpythonで遊べるようになりました。
たくさんの良記事を共有してくださった皆様とQiitaに最大限の感謝をしております。