Claude Code を毎日8時間使い続けて見つけた、公式ドキュメントに書いていない使い方。
これを知っているかどうかで、生産性が3倍変わります。
今日は全部公開します。
僕はTAKUYA。116体のAIエージェント組織「AEGIS」を1人で運営しているエンジニアです。以前の記事でClaude Codeの基本的な使い方を書きましたが、今回はもっとディープな話。毎日使い込んで見つけた、10個の隠れ機能を紹介します。
1. CLAUDE.md でプロジェクトルールを定義する
プロジェクトのルートに「CLAUDE.md」を置くと、Claude Codeがそれを読んで、プロジェクト固有のルールに従ってくれます。
AEGISでは、4つの開発レイヤーごとのルール、セキュリティポリシー、デザイン原則まで書いています。一度書けば、毎回「このプロジェクトではTypeScriptじゃなくてPythonで」みたいな説明が不要になる。
コツは具体的に書くこと。「きれいなコードを書いて」ではなく「関数は300行以内、テストは必ずセキュリティテスト含む」のように。
2. /spawn で並列エージェントを起動する
これが一番衝撃的だった機能。/spawn を使うと、複数のClaude Codeエージェントが並列で動きます。
僕はAEGISの開発で、フロントエンドの修正とバックエンドのAPI追加を同時に走らせています。1人が2人になる感覚。待ち時間がほぼゼロになります。
注意点は、同じファイルを同時に編集させないこと。コンフリクトします。タスクの分割が上手くなると、真価を発揮します。
3. Hooks で自動検証をかける
Claude Codeにはフック機能があります。特定のアクション(ファイル保存、コマンド実行など)の前後に、自動でスクリプトを走らせられる。
AEGISでは、コード変更時に自動でセキュリティスキャン(detect-secrets)とサプライチェーン検証を走らせています。人間が忘れても、フックが守ってくれる。
設定は .claude/settings.json に書きます。一度設定すれば、あとは勝手に動きます。
4. MCP サーバーと連携する
MCP(Model Context Protocol)を使うと、Claude Codeが外部ツールに直接アクセスできます。
AEGISではContext7(ドキュメント検索)、Sequential(複雑な分析)、Playwright(ブラウザ自動化)を接続しています。「この機能のドキュメントを調べて実装して」が一発で完了する。
設定ファイルに追加するだけ。ライブラリのドキュメントを自分で調べてコピペする作業がなくなります。
5. Skills でカスタムコマンドを作る
Skills機能で、自分だけのコマンドを定義できます。
僕は「frontend-design」スキルでUI実装のガイドラインを呼び出したり、「security-hacker」スキルで脆弱性診断を走らせたりしています。よく使う複雑な指示をスキル化しておくと、毎回長文を打つ必要がなくなる。
マーケットプレイスからインストールすることもできます。ただし、中身は必ず確認してください。セキュリティ上の習慣として。
6. Memory で会話をまたいで記憶する
Claude Codeには自動メモリ機能があります。重要な情報を会話間で保持してくれる。
AEGISのプロジェクトでは、過去のアーキテクチャ決定、ボードルームでの合意事項、技術的な注意点がMemoryに蓄積されています。新しい会話を始めても「前回のセッションで決めた設計方針」を覚えている。
長期プロジェクトでの効果は絶大。コンテキストの再説明が激減します。
7. Agent Teams で動的にチームを作る
/spawn の進化版。Agent Teams機能を使うと、役割を持った複数のエージェントがチームとして協働します。
レビュー担当、実装担当、テスト担当を同時に立てて、パイプライン的に開発を回す。まさにAEGISの組織構造をClaude Code上で再現している感覚です。
大規模なリファクタリングや、複数モジュールにまたがる変更で威力を発揮します。
8. --dangerously-skip-permissions で全自動化する
名前の通り、危険なフラグです。でも使いどころがある。
通常、Claude Codeはファイル変更やコマンド実行のたびに許可を求めます。信頼できるタスク(テスト実行、lint修正など)では、このフラグで全自動にできます。
AEGISでは、CIパイプラインや定型タスクで使っています。ただし、本番環境やセキュリティ関連のタスクでは絶対に使いません。名前が警告している通り、自己責任です。
9. Submodule Mode で別プロジェクトに接続する
メインプロジェクトの中から、サブモジュールとして別のリポジトリを操作できます。
AEGISはモノレポ構成で、Engine、API、UIが同じリポジトリにあります。でも外部ライブラリや、別プロジェクト(aegis-ossなど)との連携が必要なときに、Submodule Modeが活躍します。
コンテキストを切り替えずに、複数プロジェクトをまたいで作業できる。これは地味だけど便利。
10. /boardroom でAI役員会議を開く
僕のお気に入り機能。AEGISの116体のエージェントが「取締役会」を開き、戦略的な意思決定を議論します。
Claude CodeのCLAUDE.mdとSkillsの組み合わせで実現しています。Chairman、Strategist、Allocatorなど7人の役員が、それぞれの立場から提案を評価する。
「新しいサービスを立ち上げるべきか」「このリソース配分は正しいか」。1人では見落とす視点を、AIの役員たちが補ってくれます。
まとめ
10個の中で、まず試してほしいのはCLAUDE.mdとMemory。この2つだけで、Claude Codeの体験が一変します。
次に/spawnとHooks。並列処理と自動検証が加わると、開発速度がさらに跳ね上がる。
残りの機能は、プロジェクトが大きくなってから導入すればOKです。一気に全部使おうとしなくていい。
Claude Codeは「使い込むほど強くなるツール」です。表面的な使い方で止まっている人が多い。この記事が、一段深く使いこなすきっかけになれば嬉しいです。
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Tags: #Claude #AI #プログラミング #開発 #エンジニア