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「本人の同意」(個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)- 定義 - 2-16)
本人の同意が必要な主なケース
個人情報の取り扱い(法第18条第1項)
あらかじめ本人の同意を得ないで、第17条の規定により特定された利用目的の達成に必要な範囲を超えて、個人情報を取り扱ってはならない
利用目的に関するもの
法第18条第2項及び第3項第2号から第4号まで(3-1-4(事業の承継)、3-1-5(利用目的による制限の例外)参照)
要配慮個人情報の取得に関するもの
法第20条第2項(3-3-2(要配慮個人情報の取得)参照)
個人データの第三者提供に関するもの
法第27条第1項及び第28条第1項(3-6-1(第三者提供の制限の原則)、3-6-4(外国にある第三者への提供の制限)参照)
個人関連情報の第三者提供に関するもの
法第31条第1項(3-7(個人関連情報の第三者提供の制限等)参照)
「本人の同意」とは、本人の個人情報が、個人情報取扱事業者によって示された取扱方法で取り扱われることを承諾する旨の当該本人の意思表示をいう(当該本人であることを確認できていることが前提となる。)。
「本人の同意を得(る)」とは?
「本人の同意を得(る)」とは、本人の承諾する旨の意思表示を当該個人情報取扱事業者が認識することをいい、事業の性質及び個人情報の取扱状況に応じ、本人が同意に係る判断を行うために必要と考えられる合理的かつ適切な方法によらなければならない。
なお、個人情報の取扱いに関して同意したことによって生ずる結果について、未成年者、成年被後見人、被保佐人及び被補助人が判断できる能力を有していないなどの場合は、親権者や法定代理人等から同意を得る必要がある。
本人の同意を得ている例
例)本人からの同意する旨の口頭による意思表示
例)本人からの同意する旨の書面(電磁的記録を含む。)の受領
例)本人からの同意する旨のメールの受信
例)本人による同意する旨の確認欄へのチェック
例)本人による同意する旨のホームページ上のボタンのクリック
例)本人による同意する旨の音声入力、タッチパネルへのタッチ、ボタンやスイッチ等による入力