上記の本を読んで学んだことをまとめた。
伝え方にはシンプルな技術がある
良い文章は決して才能ではなく、技術を用いることで良い文章を作ることができる。
正直、良い文書を作れないと損をすることが多い!
エンジニアに関わらず、全ての仕事に繋がることなのでここに書き残して置きたい!
※交渉ごとやプレゼンや企画など、人間関係構築にすごく重要。
プログラマーにとってもコミュニケーションで失敗するのはとても損している!
伝え方の一例:
「デートしてください」 → 「驚くほど旨いパスタのお店に行きませんか?」
「残業お願いできる?」 → 「君の力が必要なんだ。お願いできない?」
「領収書をおとしてください」 → 「いつもありがとうございます。領収書お願いできますか?」
上記はあくまで一例だが、言い方を変えるだけでYesの割合がグッと上がると感じた。
自分が言われる立場としても「No」を「Yes」と言いたくなる言葉があった。
「No」を「Yes」に変える技術
「Yes」に変える7つの切り口
- 相手の好きなこと
- 嫌いなこと回避
- 選択の自由
- 認められたい欲
- あなた限定
- チームワーク化
- 感謝
「Yes」に変える3ステップ
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ステップ1: 自分の頭の中をそのままコトバにしない
「デートしてほしい」
「遅刻しないでほしい」
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ステップ2: 相手の頭の中を想像する
相手の特徴「イタリアンが好き」
相手の特徴「朝、起きるのが苦手。低血圧」 -
ステップ3: 相手のメリットと一致するお願いをつくる
「驚くほど旨いパスタに行かない?」
「明日、朝が早いからお互いに起きれてるか電話しませんか?」
エンジニアで使えそうな言い回し
- 「残業お願いできる?」 → 「君の力が必要なんだ。お願いできない?」
- 「領収書を落としてください」 → 「いつもありがとうございます。領収書お願いできますか?」
- 「納期が遅れます」 → 「よりクオリティを上げたいので、粘れませんか?」
- 「その問題について考えてください」 → 「問題について一緒に考えましょう」
- 「コードをきれいにしてください」 → 「一緒にコードをきれいにしませんか?」
書籍情報
感想
すごく刺さることが多い本だった。
昨今の影響でテレワークが増えているため、メールやチャットツールでのやりとりの中で、
普通に文書を作ると、すごくつめたいイメージになっていたので参考になった。
この本を参考にして「No」を少しでも「Yes」に向かわせるようにしていきたい。