9
7

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

ブラウザでQRコードを読めるようにした際のメモ

Last updated at Posted at 2020-02-16

サマリ

先日作成したwebcamの動画ストリーミングアプリにQRコードの読み取り機能を設けました。
screenShot.png

成果物

こちらにアクセスするだけで使えます。ソースコードもOSSでどうぞ。

使い方については、前回の記事を参照してください。
カメラが起動したらQRコードが大きく映るようにカメラ前においてください。無事に読み取りができれば、→側のテキスト領域に読み込んだデータが追記されていきます。

SWのポイント

QRコード読みとりのライブラリ

こちらの記事を参考にさせていただき、モダンな記載になっていて、その中でもメジャーなjsQR(@cozmo)を選択してみました。結果的に、すごい簡単に使えて最&高です。どれくらい簡単か↓

index.html
  <!-- QR decoding -->
  <script src="https://cozmo.github.io/jsQR/jsQR.js"></script>
index.js
// imageData is data written in a canvas
const code = jsQR( imageData.data, imageData.width, imageData.height, {
  inversionAttempts: "dontInvert",
} );
console.log( code.data );

嘘だろっていうくらい簡単にデコードできました。とりあえず300msecくらい毎のデコードでいいかなと思って設定していますが、100msec毎でも問題なく動いていたので、パフォーマンス上げたい方は変更してもらえますと幸いです。
なお、カメラのピントを合わせることが出来なかったり、たくさんQRコードが存在するとどれを読んでいるのか不明だったりするので、その辺は読み取り方に工夫がいります。

お役立ち: VSCode LiveServerのHTTPS対応

今回の実装をするにあたり、超絶便利なVSCode LiveServerはデフォルト設定から変更しています。ローカルのPC環境でiPhoneからもLiveServerにアクセスしてほしいのですが、カメラを使用するには、localhostかhttpsでないといけないので、そのあたりの設定を変更しています。やるべきことは下記の2点です。

VSCode LiveServerのHTTPS化

こちらの記事にばっちり手順が書いてあります。Windowsですとopensslをインストールする必要があるので、そちらは事前にやっておきましょう。opensslがあれば、たった1行でオレオレ証明書cert.pem, key.pemが作成できます。どこか適当なフォルダに配置しパスをLiveServerのsettingに書いておきましょう。

Serverへのアクセス先をローカルホストから変更

外部のスマホからアクセスしたいので、こちらもLiveServerの設定からIPアドレスを変更します。具体的には下記の設定に、自分のPCのIPアドレスを設定します。Windowsであれば、cmdからipconfigして取得してください。
image.png

iOS側で確認

PCとiPhoneなどが同一のネットワークにつながっていれば、iPhoneのSafariから<IP Address>:5500にアクセスするとスマホ側からもLiveServer機能が使えるはずです。ちゃんとコード編集すると自動リロードしてくれます。。。が、コードの編集が反映されていない時が多いので、その場合はSafariの設定からキャッシュの削除をしてみてください。その点は面倒ですね。

以上ですが、LiveServerの便利さを伝えたかっただけの記事です。失礼しました。

9
7
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
9
7

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?