目的
基板外注ファイルはprotel拡張子(トップレイヤであれば.GTLとか)であることが求められる場合がある.しかしながら,kicadでガーバーファイルを生成すると,拡張子が小文字で出力されてしまい,外注メーカーのガーバービューワーが使えなかったりすることがある.また,メーカーによってはファイル名は統一されていることが求められる場合がある.そこで,ファイル名の統一と拡張子を大文字にすることの二つを同時に一発で行えるプログラムを作る.
環境
- kicad 5.1.9
- python 3.10.4
プログラム
.gm1は.GKO,.drlは.TXTに変換されるようにしている.これは外注先に合わせる必要がある可能性がある.実行時にファイル名をコマンドライン引数で指定している.
pcb_rename.py
import glob
import sys
import os
args = sys.argv
prog_name = args[0]
pcb_file_name = args[1]
file_in_dir = glob.glob("./*")
file_in_dir.remove(prog_name)
for file in file_in_dir:
file_renamed = file[2:]
period_pos = file_renamed.find(".")
file_renamed = file_renamed[period_pos:]
file_renamed = file_renamed.upper()
if file_renamed == ".DRL":
file_renamed = ".TXT"
elif file_renamed == ".GM1":
file_renamed = ".GKO"
file_renamed = ".\\" + pcb_file_name + file_renamed
print("renamed " + file + " to " + file_renamed)
os.rename(file, file_renamed)
ガーバーファイルの生成
実行結果
備考
何気pythonで世界に挨拶以外のことをしたのは初めてです.
C++が好きです.