昨日('15/12/14)に GStreamer 1.6.2 がリリースされました!
最終桁が1つ上がっただけなので、もちろんメインは bugfix のリリースです。
リリースノート: http://gstreamer.freedesktop.org/releases/1.6/
そんな中、気になったアップデートをいくつかご紹介
◆ iOS 上で OpenGL のパフォーマンスが大幅に改善されました
◆ gst-libav の ffmpeg が 2.8.3. にアップデートされました
◆ Android 6.0 以上で発生していたライブラリ読み込みに失敗する問題が修正されました
◆ Windows で使用される Direct3D Sink のウィンドウを最小化するとクラッシュする問題が修正されました
◆ x264enc のビットレート上限が引き上げられました (100Mbps から 2Gbps に)
などなど...
私にとっては意外と身近なものが修正されていました :)
他の bugfix が気になる人は Bugzilla まで
余談ですが、私は GStreamer 1.4 (?) くらいのタイミングから勉強し始めた、いわゆるアマちゃんということもあり、今回初めてリリース直後にリリースノートを読みました。
リリースノート読むのってなかなか面白いもんですね♪
また、リリースにWindows, Android, iOS...と、複数のOSが出てきて、「やっぱ cross-platform multimedia framework なんだなぁ」と改めて思い知らされました。そして、それぞれが継続的にメンテナンスされていというすごさも同時に :)
オープンソースの開発でパッチは投げるのは「道端にゴミが落ちていたから拾う感じ」と言いますが、自分はまだ「あ、ゴミだわ。」という経験が無いので GStreamer の道を歩く頻度が少ないのかもしれません...