本記事は、TENKit の応用的な利用について説明いたします。
事前に基礎編「 TENKitとGoogleスプレッドシートの連携(簡単記録編)」をご確認いただきますようお願いします。
TENKit (テンキット)は「テンキー」を「IoT」化するキットです。
TENKit では、テンキーで入力された「数字」と、Googleスプレッドシートなどクラウド上のサービスを簡単に結びつけることができます。
ここでは、TENKit の応用的な利用として、入力された「数字」を「平仮名」に変換する方法について説明します。
「平仮名」への変換は、昔の「ポケベル」と同じやり方ですので、「ポケベルモード」と呼びます。
平仮名への変換(ポケベルモード)
入力の最初に**「 22 」**と入力してください。これによりポケベルモードに切り替わります。
その後、以下の変換表に基づき、行を1文字目、列を2文字目として、平仮名に対応する数字を入力してください。
( 例:12 → い 、43 → つ 、2104 → が 、96 → 1 )
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | あ | い | う | え | お | A | B | C | D | E |
2 | か | き | く | け | こ | F | G | H | I | J |
3 | さ | し | す | せ | そ | K | L | M | N | O |
4 | た | ち | つ | て | と | P | Q | R | S | T |
5 | な | に | ぬ | ね | の | U | V | W | X | Y |
6 | は | ひ | ふ | へ | ほ | Z | ? | ! | ー | / |
7 | ま | み | む | め | も | ¥ | & | |||
8 | や | ( | ゆ | ) | よ | * | # | |||
9 | ら | り | る | れ | ろ | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
0 | わ | を | ん | ゛ | ゜ | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 |
利用上の注意点
無線タイプのテンキーをご利用の際、数字の入力は1文字ずつ確実に行ってください。
無線タイプのテンキーでは、ドライバー仕様により、入力を一定時間バッファーに溜めてから本体に送信されます。
ここで、高速で連続入力し、一定時間内の入力がバッファーの容量を超えた場合、以降の入力をうまく認識できなくなります。
ご迷惑をおかけしますが、ご了承の上、ご注意してご利用ください。