IBM Cloud Advocate v2とは
IBM Cloudの認定技術者試験の1つで、クラウドコンピューティングとIBM Cloudの基礎を学んだ人向けの最も入門的な試験です。従来はv1でしたが、2022年5月頃にv2がリリースされました。
IBM Cloud Advocate v2に合格すると、IBM Certified Advocate - IBM Cloud v2の認定資格を得ることができます。もちろんOpen Badgeももらえます。
認定資格および試験の概要はこちらです。
学習方法
最も入門レベルということもあって、難易度は低かったです。一応公式ラーニングパスは下記サイトです。
受験方法
PearsonVUE社のサイトで予約して受験してください。
以前は最寄りのテストセンターでしか受験できなかったのですが、最近はカメラ付きPCがあれば自宅でも受験可能になりました。こういうご時世ですので、可能であれば自宅での受験をお勧めします。ただし部屋の片づけはきちんとしておいてください。私はいつも気分転換を兼ねてテストセンターで受けるようにしています。
合格点
65問中39問以上の正解で合格です。正答率は60%です。非常に低めの設定ですので、受験する方はあまり心配する必要はないでしょう。
出題内容
試験規約により具体的な問題文は書けませんので、雰囲気になりますが、次のことは理解しておくといいでしょう。
- IaaS,PaaS,SaaSの違い、略語
- Public CloudとPrivate Cloudの違い
- リージョン、ゾーンの意味
- Multi Zone Regionの意味、具体的にどこか
- IBM Cloudサポートプランの違い
- IBM Cloud課金方法の違い
- IBM Cloudコンソールの使い方
- ストレージの種類と用途
- 仮想サーバ、ベアメタルの使い分け
- VPCの特徴、メリット
- SCCは何をしてくれるものか
- Cloud Architect、Cloud Developerの役割
- 利用料の見方
- 予定していた利用料をオーバーした場合の挙動
- Watson Assistant、Knowledge Catalog、Studioは何をするものか
- API Connectの開発コンポーネント
- コンテナとは
感想
クラウドコンピューティングやIBM Cloudは全くわからないという人でない限り、わずかな勉強時間で合格できるレベルだと思います。