はじめに
iPhone や iPad のアプリをテスト配信する際、純正の TestFlight を利用しない場合は、AdHoc 配信の延長となり、Provisioning Profile に端末の UDID を登録してビルドする、という手順から逃れられないようです。
不幸にも端末に一意の UDID が資産管理台帳に掲載されていない場合でも、トランキーロ、慌てる必要は無さそうです。
UDID は Linux でも確認できます。
手順
簡単です。lsusb -v
コマンドで表示されます。
$ lsusb -v
(省略)
Bus 001 Device 010: ID 05ac:12ab Apple, Inc. iPad 4/Mini1
Device Descriptor:
bLength 18
bDescriptorType 1
bcdUSB 2.00
bDeviceClass 0
bDeviceSubClass 0
bDeviceProtocol 0
bMaxPacketSize0 64
idVendor 0x05ac Apple, Inc.
idProduct 0x12ab iPad 4/Mini1
bcdDevice 5.03
iManufacturer 1 Apple Inc.
iProduct 2 iPad
iSerial 3 0123456789012345678901234567890123456789
bNumConfigurations 4
(省略)
iSerial の40桁の16進数が Xcode で表示される UDID と同じ値です。
おわりに
「Windows UDID」と検索すると出てくる記事でも、同じ情報を引用する方法が載っています。なので、たぶん、しばらくこの方法が通用するんじゃないでしょうか。
まぁでも、一度だけ正規の手順で調べて台帳に書いておく、それが正解だと思います。