はじめに
最近、時間の捻出について考えることが多くなってきています
これまでTogglを使って自分の時間を測定していたのですが、作業開始/終了時にボタンを押す必要があり、そもそも忘れることが多かったのでなんとか自動集計してほしいなーとか考えていました。
以下アプリを導入してみたところ、自動集計で手間なく振り返りが出来るようになったので、自分のタイムトラッキングアプリ乗り換え歴とともに、それぞれに感じたメリット・デメリットをまとめてみました
ActivityWatch
環境
OS: macOS Catalina 10.15.3
乗り換え歴とそれぞれのメリット・デメリット
【第1ステージ】 Trello + Pomello
Trelloでタスク管理開始
Pomello - Stay focused. Accomplish more.
メリット
- Trelloのタスク一覧性はさすがの見やすさ
- TrelloとPomelloが自動連携してくれて、稼働時間が自動集計
- ポモドーロ・テクニックで集中力の保持はしやすい
デメリット
- 小さいタスクをカードに登録するのがめんどくさい
- CUIで結構操作できるが、リスト間移動しづらいとかで不完全
- 1つのボードで全部やろうとするとツラい
- 別のボードに長期タスク入れると結局見えなくて忘れる
- Pomelloの25分/5分休憩に自分が無理に合わせている感覚がある
- Pomelloが画面のどこかにいる必要がある(ちょっとジャマ)
- Pomelloのボタンを押す必要がある
ポモドーロ・テクニックは間違いなく効果はあったんですが、人間贅沢なもので「ボードの仕分け」やら「カードの作成」に対して管理しきれませんでした。
「何かいいものないかな〜」と思っているときに、超効率よく学習を進めている方が使っていたのが**「toggl」**です
【第2ステージ】 toggl
Toggl - Free Time Tracking Software
メリット
- ボードの概念がないのでラク
- プロジェクト単位での仕分けがカンタン
- ボタンを押し忘れても後から書き換え出来るので大丈夫
デメリット
- なんだかんだボタン押し忘れた後の手入力が面倒
- 細かいタスクをいちいち集計するのが面倒
- 脳ミソが疲れてくる or 超集中してる とボタン押し忘れ多発
結局、**「自己管理のために自分の時間を使いたくない」**というワガママを抱えていることに気づいたので、また運用中途半端で終了。
「もうむしろ勝手にやってくれるのないかな〜」と思っているときに、CTOから教わったのが**「ManicTime」**です。
ただ、Macに対して対応しきれていないのか、サーバーをDocker環境下で動かす必要があり、ちょっと面倒
いくつかの類似サービスの中から、OSSの**「ActivityWatch」**を使用してみることにしました
【第3ステージ】 ActivityWatch (現在)
メリット
- 完全自動集計で運用コストがかからない
-
インストールしたら自動で
localhost:5600
を使用してサーバー構築してくれる - ローカル環境下で完結するのでセキュア
- 使用アプリごと、閲覧ページごと、など複数の軸で切り分けて集計してくれる
- 以下のような円グラフも勝手に作ってくれる
デメリット
- PC操作以外の集計はされない(当然)
- マジでキッチリ集計されるので自分用とはいえちょっと恥ずかしい
エンジニアなど、仕事がPCで完結する方にはなかなかオススメです
おわりに
最後まで読んで頂きありがとうございました
どなたかの参考になれば幸いです