はじめに
ブラウザで保存出来る情報、以下3点の違いについて簡単にまとめました。
- Cookie
- localStorage
- sessionStorage
環境
OS: macOS Catalina 10.15.3
Chrome: 78.0.3904.108(Official Build) (64 ビット)
結論:比較表
Cookie | localStorage | sessionStorage | |
---|---|---|---|
保存容量 | 4KB | 10MB | 5MB |
対応ブラウザ | HTML4/HTML5 | HTML5 | HTML5 |
ブラウザのどこで有効か | どこでも | どこでも | 同じタブ内 |
有効期限 | 任意設定 | 基本は消えない | タブを閉じたとき |
保存される場所 | ブラウザとサーバー | ブラウザのみ | ブラウザのみ |
HTTPリクエストで送信 | される | されない | されない |
特記事項
-
Cookieの容量は4KBと小さい
HTTPリクエストでヘッダとしてブラウザからサーバーに送信されるため、容量が大きいとパフォーマンスに影響が出てしまう -
CookieであればHTML4でも対応出来る。つまり、古いブラウザにも対応出来る
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localStorageとsessionStorageは保存期間が長い方がいいか、短い方がいいかで使い分ける
おわりに
最後まで読んで頂きありがとうございました
どなたかの参考になれば幸いです