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DataGripからJDBC経由でAthenaを利用する

Last updated at Posted at 2018-11-17

Amazon AthenaにはAWSのマネージメントコンソールから、SQL実装&クエリログ保存ができるUIが提供されており、便利に使えます。
ちょっとした調査や分析であればこれで十分なのですが、ローカルのDB統合環境からつなげるとより捗りそうです。

もともと、SQL Serverを扱う際にSQL Operation Studioを使っていたのですが、UIや動作でつらみが結構あり、DataGripに切り替えたところ劇的に改善されたので、その流れで今度はログ調査でよく利用しているAthenaの接続を試みることにしました。

Athenaにローカル接続できる専用ツールは見つからない

GUIの専用ツールは見つけられず(2018/11/15時点)。あったら使ってみたい

Athena用のJDBCドライバが公式に配布されている

AWSからJDBCドライバが提供されており、これを使えばツールからの接続ができそう
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/athena/latest/ug/connect-with-jdbc.html

AthenaJDBC42-2.0.5.jar は、JDBC 4.2 と互換性があり、JDK 8.0 以降が必要です。

すでに試している方がいる(欧州)

eu-west-1(アイルランド)リージョンですでにDataGrip -> Athenaの手順をまとめてくれている方がいました(感謝)。
今回はこちらを参考に、Athenaのデータストア(S3)が東京リージョンの場合の手順をまとめてみます。
https://medium.com/datamindedbe/connect-to-aws-athena-using-datagrip-c34762e37a17

JDBC接続に必要なもの(事前準備)

接続までの手順

DataGrip上にAthena接続用JDBCを登録

メニューの Driver より新規ドライバの追加画面へ

スクリーンショット_2018-11-16_14_27_57.png

AthenaのJDBCを登録

  • Driver filesにダウンロードしてきたJDBCのjarファイルを指定
  • Classで com.simba.athena.jdbc.Driver を選択
Data_Sources_and_Drivers_と_test.png

メニューの Data Source より Athena を選択し、接続設定へ

スクリーンショット_2018-11-17_11_34_00.png

Athenaの接続情報を登録

  • General タブにであることを確認
  • Userにアクセスキー、 Passwordにシークレットアクセスキーを入力
  • URLに jdbc:awsathena://athena.ap-northeast-1.amazonaws.com:443/ を入力
Data_Sources_and_Drivers.png
  • Adbanced タブに移動
  • S3OutputLocationに s3://実行結果保存用のバケット名 を入力

※ここではAthenaのデータストア、実行結果保存用のバケットともに ap-northeast-1 の場合を想定
*Regionが異なる場合は、同じリスト内にあるAwsRegion欄を設定する必要があるかも知れません
Data_Sources_and_Drivers_と_test.png

  • General タブに再び移動
  • Test Connectionをクリック
  • ボタン横に「Successful」と表示されれば接続成功 🎉
  • 右下のOKを押して、接続情報の登録を完了

RubyMineなどのDatabase機能でも同様の接続が可能

RubyMineなどのDatabase機能も、DataGrip互換の機能が利用できるようで、そちらからもAthena接続が可能でした。

DataGrip使えるライセンスじゃない or 買うほどじゃないという方はありかもしれません。
(個人的には独立して使えるDataGripがおすすめ)

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