エンジニアにとって大切なことって何だろう?
新人エンジニアやソフトウェアエンジニアとして成長していく中で、「エンジニアにとって大切なことは何か」と考える場面は多いと思います。この記事では、私が3年目までの経験を通じて考えたことをもとに、技術力だけではない大切なことと、お客様ファーストの重要性について書きます。
この記事は約5分で読めます。
今日は技術そのものではなく、「エンジニアにとって本当に大切なことは何か」 について書きます。
私は2021年に新卒でIT業界に入り、そこからいろいろな経験をしてきました。
業務経験はもちろんですが、職務経歴書にはなかなか書かれないようなことも経験しました。
では、エンジニアにとって大切なこととは何でしょうか。
私にとっての答えは、
お客様ファーストであること
です。
そして、知識や経験はその土台になると考えています。
エンジニアにとって大切なことは技術力より先にある
エンジニアの価値を考えるとき、まず思い浮かびやすいのは次のようなものです。
- 技術力
- 設計力
- 実装力
- スピード
- 経験年数
- 資格
もちろん、どれも大切です。
実際、私自身も業務を通じて詳細設計からテスト・運用保守まで一貫して対応し、複数言語やインフラ領域まで広く学んできました。
ただ、それでもなお、私は
技術力より先に土台として必要なものがある
と思っています。
それが、お客様ファーストの姿勢 です。
なぜなら、エンジニアの仕事は自己満足のためにあるのではなく、
誰かの課題を解決し、誰かに価値を届けるためにあるからです。
エンジニアの職業倫理をどう捉えるか
ここで少しだけ、抽象度を上げてみます。
みなさんは 職業倫理 という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
職業倫理とは、
その職業にとって何が正しく、何が不正解なのか
という普遍的な問いに対して、一つの指針を与えるものです。
では、エンジニアにとっての職業倫理とは何でしょうか。
日本技術士会の定義として、
公共の利益を最優先し、責任ある行動をすること
が示されています。
私はこれを、より実感に近い言葉に言い換えると、
- お客様に誠実であること
- お客様を最優先すること
だと捉えています。
つまり、エンジニアにとって大切なことは、
単に「正しいコードを書く」ことではなく、
誰のために、どんな責任を持って、それを書くのか
を忘れないことなのだと思います。
お客様ファーストとは何か
では、お客様ファースト とは具体的にどういうことなのでしょうか。
私は、少なくとも次の2つが含まれると考えています。
- お客様に誠実であること
- 自分の知識と経験を総動員すること
まず1つ目。
お客様に誠実であること。
これは大前提として うそをつかないこと です。
- 分からないのに分かったふりをしない
- リスクを隠さない
- ミスを隠さない
- 都合の悪いことをごまかさない
こうした基本が信頼を作ります。
そして2つ目。
誠実さは「気持ち」だけでは足りません。
相手のために本気で向き合うなら、
自分の知識や経験を総動員すること
も必要です。
つまり、お客様ファーストとは、単なる優しさではなく、
- 正直であること
- 責任を持つこと
- 持てる力を尽くすこと
のセットだと思っています。
実際に、価値提供の根底には「お客様に誠実であること」が必要であり、うそをつくと信頼を失い、本音の要望を引き出しにくくなると考えています。
知識や経験はお客様ファーストの土台になる
ここで大事なのは、
お客様ファーストと、知識・経験は対立しない
ということです。
むしろ、知識や経験はお客様ファーストを実現するための土台です。
たとえば、お客様に誠実でありたいと思っていても、
- 技術的な選択肢を知らない
- リスクを見抜けない
- より良い設計を提案できない
- 代替案を出せない
のであれば、十分な価値提供は難しくなります。
だからこそ、学ぶことには意味があります。
私は、C#、Java、Python、JavaScript、TypeScript など複数言語の経験に加え、Linux・DB・Azure などインフラ寄りの知識も広げてきました。
これは単に「できることを増やしたい」からではなく、
相手に対して、より誠実に向き合うための武器を増やしたい
という感覚に近いです。
経験が浅い新人エンジニアは知識で不足を補えばいい
私たちはまだまだ経験が浅い。
この感覚はとても大事だと思います。
でも、経験が浅いこと自体は悪いことではありません。
問題なのは、浅いままで止まることです。
経験が足りないなら、まずは知識で補う。
知識を得たら、今度は行動して経験に変える。
この循環が重要です。
実際に、資格取得を通じて基礎から応用まで幅広い知識基盤を固め、新しい技術のキャッチアップ速度に自信があると述べています。
だから研修には意味があります。
研修は、足りない経験をすぐに埋める場所ではありません。
でも、経験不足を補うための 知識の土台 を作ることはできます。
そう考えると、研修は受け身で通り過ぎるものではなく、
これから先の価値提供のために使い倒すものだと思います。
研修を有意義にするには失敗を覚悟して能動的に動くこと
ここで、もう一つ大事だと思っていることがあります。
それは、
失敗を恐れず、能動的に行動すること
です。
なぜなら、能動的に動くと何かしらの変化が起こるからです。
- 質問する
- 手を動かす
- 自分から試す
- 発言する
- 提案する
- 役割を取りに行く
こうした行動は、うまくいくこともあれば失敗することもあります。
でも、どちらにせよ何かが変わります。
逆に、受け身のままだと大きな失敗は減るかもしれませんが、
大きな成長も起こりにくいです。
私は、現場でも個人開発でも、学習でも、
変化を起こすのはいつも能動的な行動 だと思っています。
課題を自ら発見し、改善策を提案・実行する主体性や、業務改善・効率化を得意とする仕事のスタイルを強みとしています。
能動性はエンジニアの成長だけでなく周りも変える
能動的に動くことの価値は、自分の成長だけではありません。
周りにも影響を与えることがあります。
- 誰かが質問しやすくなる
- 挑戦する空気ができる
- 学ぶ姿勢が伝播する
- チーム全体が少し前向きになる
これはとても大きいです。
実際に、得た学びを独り占めせず、後に続く人に渡していく姿勢を大切にし、ブログ・個人開発・ドキュメント整備を続けています。
自分一人が成長するだけではなく、
その行動が周囲に広がることで、環境自体が変わっていく。
だから、能動性は個人スキルではなく、
組織やチームにとっても価値があるものだと思います。
私にとっての結論
ここまでをまとめると、私にとってエンジニアに大切なことは次の通りです。
1. お客様ファーストであること
エンジニアの仕事は価値提供であり、その中心にはお客様がいる。
2. 誠実であること
うそをつかず、責任を持ち、都合の悪いことも隠さない。
3. 知識と経験を磨き続けること
誠実さを価値に変えるためには、知識と経験が土台になる。
4. 失敗を恐れず能動的に行動すること
受け身ではなく、自ら動くことで変化と成長が生まれる。
まとめ: エンジニアにとって大切なことはお客様ファースト
エンジニアにとって大切なことは何か。
私の今の答えは、お客様ファーストであること です。
そしてその内側には、
- 職業倫理
- 誠実さ
- 責任ある行動
- 知識と経験の蓄積
- 能動性
があると考えています。
研修や学習の時間をただ消費するのではなく、
自分なりの職業倫理を見つける時間にしていくことが大切だと思います。
おわりに
エンジニアにとって大切なことは、人によって少しずつ違うかもしれません。
でもだからこそ、一度立ち止まって考えてみる価値があります。
自分にとっての職業倫理は何か。
何を正しいとし、何を譲れないとするのか。
その答えを少しずつ見つけながら、失敗を恐れず、能動的に行動し、全うしていきましょう。
「知った気にならず、常に学び続ける」という姿勢を大切にし、自分の理解を過信せずメンバーの視点を積極的に取り入れることで、認識齟齬のないコミュニケーションを心がけています。
また、技術を核としながら最終的には組織や社会のあり方を変えたいという関心を持ち、心理的安全性の高い組織・社会の構築を目指しています。