はじめに
こんにちは!エンジニアを目指して日々プログラミングを学習している大学生です。
皆さんは所属しているコミュニティや社内のSlackにある「#times-xxxx(個人の名前)」というチャンネルを活用していますか?
実は私最近まで全く活用できていませんでした...。それどころか、「一体何のためにあるチャンネルなんだ…?」「個人の独り言をわざわざSlackで流す意味ってあるの?」と思っていたんです。
しかし...timesの本質を知ってからその考えは180度変わりました
今回は、かつての私と同じように「timesって何?」と思っている方や、チャンネルはあるけど放置してしまっている方に向けて、timesがなぜそれほどまでに強力なのか、そのメリットと具体的な活用法を共有します!
そもそも「times」ってなんだ?
「times(タイムズ)」とは、一言でいうと「Slackの中に作る、自分専用の公開つぶやきチャンネル」のことです。イメージは社内向けのX(旧:Twitter)のような感じで、「今日のランチおいしい」「進捗ダメです」など、自分の作業状況や感情を、周りの目を気にせずリアルタイムにつぶやいていく場所です。
私たちのチームでは、役職に関わらず全員がこのtimesチャンネルを持ち、完全にオープン(パブリック)な状態で運用しています。
最初は「そんな個人的なメモを全体に公開して意味あるの?」と思うかもしれませんが、これがチーム開発や個人学習において、驚くほどの化学反応を起こしてくれます。
1.質問のハードルが下がる
timesなら、質問の形をとる必要すらありません。
- 「〇〇のエラーが出た。一旦ググってみる」
- 「こんな記事を書いてみた。でも伸びない」
こうやってただ呟くだけでOKです。それを見た先輩や仲間が、あなたのtimesにふらっと現れて、「この記事が役に立つよ」「このドキュメントのここを読むと一発で直るよ」と、ヒントを投げ合ってくれる場所なのです!
DMや閉じたやり取りをするのではなく、オープンな場に流すからこそ、「周りに自然に助けてもらえる環境」を作ることが出来たり、必要な人が自分のタイミングで拾うことができる。
2.自分の「思考プロセス」を可視化・資産化できる
自分が「何をしようとして、どう考えて、どこで躓いたか」を言語化することはとても重要です。timesに作業ログを残しておくと、後から振り返る自分専用のナレッジになるのです。
さらにこのメリットは、自分だけに留まりません。「周りのメンバーや先輩たちが、普段どんな思考回路で、どんな風に仕事を進めているのか」をリアルタイムに覗き見ることができるし、自分の思考回路も伝えることができるのです。
お互いの思考プロセスがオープンになることで、より的確で精度の高いアドバイスがもらえるようになります。
特に、対面での雑談が減りがちな「リモートワーク」の環境において、この仕組みは最高のコミュニケーションツールになります。お互いの「今」が見える化されることで、離れていてもチームの繋がりが生まれ、テキストでのやり取りが劇的にスムーズになります。
3.「最新AIニュース」や「良質な技術記事」を自然にキャッチアップできる
「今どんな技術を学ぶべきか」「どの記事が信頼できる情報なのか」を一人で見極めるのは難しいですし、世界中のテックトレンドを毎日チェックするのも一苦労ですよね。
しかし、メンバーが「times」を活用していると自然にキャッチアップすることが出来ます
- 「OpenAIが新しいモデルを発表した!」
- 「この新しいAIツール、コード自動生成の精度がやばすぎる…!」
- 「この記事の解説めちゃくちゃ分かりやすい!」
こんな風に、「いま世界で何が起きているのか」という超リアルタイムなニュースから、メンバーが実際に読んでタメになった「保存版の技術記事」までが次々と飛び込んできます。
一人で黙々とググるよりも何倍も早いスピードで、現場で本当に使われている生きた知識をインプットし、自然とキャッチアップすることができるのです!
成果ではなく「プロセス」を共有
私たちがtimesを活用する上で、とても大切にしている2つのアプローチ(考え方)があります。これを知ると、timesの価値がさらに深まります。
① Working Out Loud (WOL) —— 作業のナレーション
WOLとは、一言でいうと「作業を見える場所に出し、作業しながら考えていることを言葉にする」という手法です。
頭の中だけで考えるより、テキストとして言語化することで自分自身の思考が整理されるだけでなく、個人の試行錯誤ログが、後から同じ問題に当たるチームメンバーにとっても「検索可能な資産」になります。
完成した成果物を後から発表するのではなく、進行中の試行錯誤や判断の背景をその場で開示するのが特徴です。
② Living Out Loud (LOL) —— 業務を超えて「人となり」を出す
WOLが「仕事の見える化」なら、LOLは「暮らしや感情、雑談、人となりまで含めてオープンに出していいよ」というスタンスです。
人間は仕事マシーンではありません。その日の体調や機嫌、週末の出来事もパフォーマンスに影響します。
「仕事の話だけ書く場」だと書くハードルが上がってしまいますが、「雑談もOK」とされているからこそ、軽い気持ちでチャンネルを開けます。結果として、そこから緩やかなネットワークが生まれ、いざ困った時に「本当に声をかけやすい関係性」が育っていくのです。
まとめ:「times」はチームを巻き込んで成長する場所!
最初は「何のためにあるチャンネルなんだろう?」と思っていたSlackのtimes。
しかし、その本質は単なる独り言の場所ではなく、「自分の作業現場と情報のアンテナをオープンにする」ことで、周囲を巻き込んで成長するための戦略的なツールでした。
自分の近況報告が誰かのアドバイスを引き寄せ、誰かのつぶやいた最新AIニュースが自分の知識になる。お互いの思考プロセスが見える化されるtimesは、特にリモートワーク中心の現代において、チームを温かく繋ぐ最高のコミュニケーションの舞台になります。
もし、あなたが所属しているインターン先やプログラミングコミュニティ、学校のサークルに「times」の文化があるなら、使わない手はありません!
最後までお読みいただきありがとうございました!