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時代の変化で不要になる条件分岐処理

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はじめに

この前、社内営業向け勉強会のアイスブレイクで以下のような出題をしてみました。

太郎くんは200円持っています。
自動販売機で120円のジュースを買おうとしています。
そのジュースは売り切れではありません。
200円を入れましたがボタンを押しても反応しません。
何故でしょうか?

私の準備していた回答は

自販機の中におつりが足りてなかった

というものになります。

30代以上の人は正解していたのですが、何故か20代の人は回答を聞いてもピンとこなかったようです。
(個人的には定番的な問題だと思ってましたが。。。)

気づき

簡易な自動販売機の仕組みをフローチャートにすると以下のようになります。
(実際はもっと複雑です)
フローチャート(過去).png
この 「自販機内に適切なおつりが存在するか?」 が時代の変化で不要になってきてます。
フローチャート(名前) .png

それは 電子マネーの登場 です。

電子マネーでの決済であれば、おつりを現金で受け取るという事がありません。そもそもおつりという概念すら無くなってしまいます。

もしかしたら若い人は自販機でおつりを受け取るという機会が少ないから私の準備した回答にたどりつかなかったのかもしれません。

考察

新たにソフトの設計をする際、定番の処理が今でも必要かどうか考慮する必要がありそうです。
過去の遺産のような無駄な条件分岐とか差し込むと 「老害エンジニア」 と言われそうです。。。

最後に

この例以外、その他にも時代の変化や技術の進歩で不要になったロジックが存在しそうで、オジサンエンジニア(私も)はお茶をすすりながら妄想してみるのもおかがでしょうか(笑)
computer03_ojisan.png

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