敗北...
TP-Link TL-WN725Nで我が家のTime Capsuleに接続していました。ウェブを見るには快適に使っていたのですが、Macから写真や音楽のファイルをrsyncで転送するとよく切断してしまいました。-POWERSAVEを指定しても効果なさそうでした。転送はLANケーブルで直結して済ませたのですが、時々途切れるのは不安。それからTime Capsuleは11acに対応しているので、11acで接続したいという誘惑。でもFreeBSDの11acのサポートは十分ではなさそう。そこで安直に無線ルータを導入して、自作機には有線で接続することにしました。
無線LANルータ選び
モバイルルータを使っていたので管理画面に馴染みがあるNECのAtermWG1200HPを選択。より高速なものも出ていますが、Time Capsuleより速い機種は意味ないので、安いものでよいかと考えました。一応11acでデュアルアンテナ搭載。似た型番の1200HSは中継機能がないので要注意。
設定
手持ちのMacBookを使って、次のように設定しました。
- つなぎかたガイドをみてスイッチをCNVにして電源をON。
- MACアドレスフィルタリングしているので、MacBookのAirMacユーティリティでTime CapsuleにAtermWG1200HPのMACアドレスを登録して再起動。MACアドレスは5GHzのものと2.4GHzのものがあるが5GHzで接続するように5GHzのものを登録。
- MacBookと有線で接続。MacBookには適当なIPを入れ、AtermWG1200HPに入り、Time CapsuleのSSIDとパスワードを登録。 [追記] 説明書によると、らくらくスタートポタンを押しながらDHCPモードにしてDHCPサーバを起動させるべきでした。
- 自作機の/etc/rc.confを編集。Wifi関係の行はコメントアウト。
/etc/rc.conf
ifconfig_em0="SYNCDHCP"
#wlans_urtwn0="wlan0"
#ifconfig_wlan0="HT WPA SYNCDHCP -POWERSAVE"
- 再起動。
Firefoxを使ってみましたが、ページが瞬時に表示されました。爆速!
中継機能について追記
- あれっ、オフのはずの子機のSSIDが見える... 2.4GHzのSSIDは親機と接続している5GHzとは別なのが既定でした。セキュリティキー等を一緒にするように警告が出ますが、SSIDは編集できました。
- 場合によって2.4Gzでも親機と接続できるように、Time CapsuleにAtermWG1200HPのSSIDを追加しておきました。
- 既定のIPで管理画面に入るために、AtermWG1200HPのらくらくスタートボタンを押して電源を入れ直しDHCPサーバ機能を起動しなければならないのが面倒でした。DHCPサーバ機能を入れるということは、普段はクライアントなはずだと考え、IPアドレスを推測して接続したらつながりました。
- う〜んやっぱり思った通りに設定するのは簡単でない... 無線LANビジネスから撤退しないで下さい=>Appleさん