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私が30歳のときに知っておきたかったこと

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はじめに

メリークリスマス。Advent Calendarの今日が最後となりました。

私は現在43歳です。今振り替えると20歳代後半から30歳代がキャリアを積んでいく中でとても大切な時間だったと思います。その期間をどう過ごすかによって40歳代、50歳代が大きく変わってくると思います。振り返りのまとめとして今思うと30歳くらいの私が知っていれば良かったなと思うことを書いてみたいと思います。


ピークをコントロールする

何かを達成しようとすると限界に近いところまでチャレンジすることが求められます。ただそのチャレンジにも個々に差はありますが限界があります。常に限界に近いところを維持し続けることはできません。

私の場合、結果をできるだけ多くだそうと長い時間働いていました。長い時間働いていたので結果は多く出せはしたのですが、リリース前の大切な時期に体調を崩し大変な思いでリリースしなければらないこともありました。

当時はこんなにがんばっている俺すげーなんて思うこともありましたが、今から思うとピークはいつなのか、そこにピークを持って行くにはどうしたらいいのかが考えられておらず、場当たり的ながんばりだったと思います。開発は長期戦でここぞというピークをどこにするかを見定め、今は手を抜くのか、がんばるのかコントロールし、ピーク時に絶好調の状態を作ることが大切です。

また体を鍛えておくことでピークをコントロールしやすくなります。私は38歳からフルマラソンを始めましたが、それまでは腰痛や倦怠感に悩まされていました。フルマラソンをはじめてからそのような症状はなくなり、もっと早く始めていれば良かったなぁと思っています。

ポイントはリリース前のようなピークは予め分かっているので、ピークには絶好調の状態にしておくことです。


自分へ最大の投資をする

ここで言う投資とは時間とお金ですが、時間の投資は10000時間の法則などでも書かれているのでここでは多くを書きません。何かを達成するためには相応の時間の投資は不可欠だということです。

私は英語がとても苦手だった1のですが、エンジニアであっても英語はできたほうがいいと思い、毎日こつこつラジオを聞いたり、本を読んだり1日1時間程度の勉強を3年間続けました。TOEICのスコアもある程度までは伸びたのですが、伸び悩んでいました。35歳のとき、このままでは英語ができないままになると思い、大枚叩いてプライベート英会話教室に通い始めました。以前よりも時間を費やしていないにも関わらず、あれよあれよといううちに伸びました。当たり前ですが英語は会話する言語ですので会話が大切だったんですね。私はその会話する機会をお金で買ったのです。もっと早く英会話に行っておけば良かったなぁと思っています。

ポイントは何かを達成するために時間の投資も大切ですが、お金でその効率が良くなるのであれば、お金を使うことも大切です。


定期的に初心を振り返る

30歳代は将来に対する漠然とした不安や大事な選択を迫られるなど、いろいろ悩むことが多い時期だと思います。私も例に漏れずとても悩みました。30歳代中盤からずっと行っているのですが、私の場合一年に一度10日ほど休みを取って、海外一人旅など仕事とは全然関係ないことを行い、その中でぼーっとその年を振り返り、改めてアプレッソに入社した初心を振り返ります。その振り返りの中で次の一年をどのように過ごそうかを決めます。そうすることで自分はどの方向に向かって行っていたのかを定期的に振り返ることができ、漠然とした不安の払拭に繋がったり、納得のいく選択をできたりしました。

ポイントは定期的にまとまった時間で振り返りをすること振り返りの際には仕事はやらないことです。


自分の人生、自分で決める

アプレッソに入社して2年が経ったころ、経営状態があまり良くなく、会社の雰囲気も良くなく、社員のモチベーションは高くない状況でした。もちろん私も少なからず影響を受け、モチベーションも上がりづらく、仕事に集中しきれないこともありました。

当時私はある重要なお客様を担当しており、深夜、早朝までサポートさせていただいていました。社内の状況が状況で、がんばっている人はとても少なく、なんで自分だけ・・・と思ったことも多々ありました。そのとき前で書いた振り返りを行い、初心を取り戻すことができました。会社、周りがどんな状況であっても自分には関係なく、アプレッソでやりたかったことをやり続け、自分の糧とすることを決めることができました。その後は精神的にも安定し、仕事に集中することができるようになりました。周りに影響され、自分の人生に良くない結果を残すのはもったいないですよね。

ポイントは周りがどうであれ自分の人生はやっぱり自分で決めないとです。


解決できそうにない課題は条件や前提を付けてみる

私がトラブルなどで瞬間的に解決できそうにない課題にぶつかったとき、理想的な解決方法を一旦側に置き、何か条件や前提を付けてみて、解決の糸口を探します。


  • パフォーマンスを犠牲にすれば解決できるのか?

  • 品質を犠牲にすれば解決できるのか?

  • スケジュールを取らせてもらえれば解決できるのか?

  • お金があれば解決できるのか?

  • リソースが調達できれば解決できるのか?

  • 何かを予定にあるものを変更すれば解決できるのか?

最初は小さな条件や前提を付けてみて、これがこうなら解決できるのかを自問自答し、最後のほうは大胆なともすると不可能と思われる条件、前提を付け自問自答しています。ほとんどの場合、現実的な条件、前提を見いだすことができ、それらを提案したり、承認してもらったりしています。

ポイントは解決できそうにない課題にぶち当たったときに脳が「できない」縛りにならないようにすることです。


さいごに

私もこの記事を定期的に見て自分への振り返りにしようと思います。また私の経験が皆さまのお役に立てれば幸いです。





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