Apache Ivy の最初の一歩をまとめました。
なかなか踏み出せないでいる方の後押しになれば幸いです。
Apache Ivy とは
ライブラリの依存関係を管理するツールです。
Apache Ant からタスクとして実行するので、Ant でビルド管理しているプロジェクトに導入しやすいのが特徴です。
動作確認環境
以下の環境で確認しました。
- Windows 7 (x64)
- JDK 1.6.0_22 (x64)
- Apache Ant 1.8.1
手順
- http://ant.apache.org/ivy/download.cgi から apache-ivy-<バージョン>-bin.zip をダウンロードします。
- 1 のファイルを展開します。以後、この展開後のディレクトリを IVY_DIR とします。
- IVY_DIR/ivy-<バージョン>.jar を ANT_HOME/lib に配置してください。ANT_HOME は Apache Ant がインストールされているディレクトリを指しています。
- IVY_DIR/src/example/hello-ivy に移動し、「ant」コマンドを実行します。
- IVY_DIR/src/example/hello-ivy に build ディレクトリと lib ディレクトリが生成されます。
- 後は、IVY_DIR/src/example/hello-ivy にある build.xml と ivy.xml を読みながら勉強してください。