はじめに
表題の通り、PowerPointでアプリアイコンをつくる話です。
PowerPointは本来プレゼン用ツールですが図形描画系のツールも充実しており、簡単なアイコンなどであればパッと作れちゃいます。
要件
- 512 x 512 サイズのアイコンをつくる
- png形式で保存
- 透過処理も可能
- PowerPointで製作する
事前に必要なもの
- PowerPoint(本記事では Office 365 の バージョン 1812 を使用)
- PowerPointの操作知識
手順
1.PowerPointを開き、「新規>新しいプレゼンテーション」を開く
2.プレゼンテーション上にある、デフォルトのオブジェクトをすべて削除する。
3.メニューの「デザイン>ユーザー設定>スライドのサイズ>ユーザー設定のスライドサイズ」から以下の設定をし、OKをクリック
- 幅:8.678 cm
- 高さ:8.678 cm
※このサイズが丁度 512pxサイズのアイコンが作れるスライドサイズになります。
環境に応じて変わる可能性があるので、そのあたりは微調整してください。
※OKをクリックするとコンテンツサイズを同行するか聞かれますが
「最大化」でも「サイズに合わせて」でもどちらでも大丈夫です
5.メニューの「挿入>図>図形>正方形」を選択し設置。
設置したオブジェクトをスライドにピッタリ収まるようにリサイズする。
6.設置したオブジェクトを選択した状態でメニューの「書式>図形のスタイル」から以下のように設定。
アイコンの土台が完成します。
- 図形の塗りつぶし:塗りつぶしなし
- 図形の枠線:枠線なし
7.PowerPointの機能でアイコンを作ります。以下サンプル。(単純すぎてすみません…)
8.「6」と「7」でつくったオブジェクトをすべてを選択状態にし、右クリックから「グループ化>グループ化」を選択。
選択状態にしたオブジェクトが1つグループとしてまとまった状態になります。
9.グループ化されたオブジェクトを右クリックし「図として保存」を選択。
保存先を聞かれるので任意の場所に保存をしてください。
以上でアイコンの製作が完了します。
まとめ
サンプルは図形だけでつくりましたが、PowerPointには図形の他にアイコン、3Dモデル、SmartArtなどの描画ツール、ワードアートやグラデーションなどいろいろな機能があります。
これらをうまく組み合わせることでオリジナリティのあるアイコンを制作することができるかと思います。