はじめに
最近話題のAIエージェント型開発ツール「Claude Code」を使い、AWSサーバーレス構成のWebアプリを作ってみました。
この記事では、その開発体験をまとめます。
完成したアプリ: ゴルフスコア共有アプリ
- URLを送るだけでメンバー全員がスコアを入力・共有できる
- ログイン不要・無料
- スマホ・PC対応
Claude Codeとは
Claude Codeは、Anthropicが提供するAIエージェントです。
通常のAIアシスタント(ChatGPTなど)との最大の違いは、会話の中でファイルを読み書きし、コマンドを実行できる点です。
ユーザー:「このバグを直して」
Claude Code:ファイルを読む → 原因を特定 → コードを修正 → テストを実行 → 結果を報告
開発者はプロジェクトのディレクトリでClaude Codeを起動し、自然言語で指示を出すだけで、設計・実装・インフラ構築・デバッグまで一気通貫で進められます。
作ったもの
アーキテクチャ
ブラウザ
↓ HTTPS
CloudFront(CDN・セキュリティヘッダー付与)
├── /* → S3(静的ファイル)
└── /api/* → API Gateway → Lambda → DynamoDB
| レイヤー | サービス |
|---|---|
| フロントエンド配信 | Amazon CloudFront + S3 |
| APIサーバー | Amazon API Gateway + AWS Lambda(Python 3.11) |
| データベース | Amazon DynamoDB |
| IaC | AWS SAM(CloudFormation) |
| ドメイン・証明書 | Amazon Route 53 + AWS Certificate Manager |
主な機能
- ラウンド(セッション)の作成
- プレイヤーの追加・削除
- ホール別スコア・パーの入力
- URLをシェアしてリアルタイムにスコアを共有
Claude Codeで良かったこと
1. IaCの生成・修正
Claude Codeに自然言語で依頼することでテンプレートを作成してくれます。
2. エラーの原因調査から修正
デプロイ中に発生したCloudFormationのエラーに対し、Claude Codeはエラーメッセージを読んで原因を分析し、テンプレートの修正・再デプロイまで一連の作業を自律的に進めました。
感想・まとめ
Claude Codeを使う上での注意点
Claude Codeは非常に優秀ですが、AWSの基礎知識は依然として必要だと感じました。
エラーメッセージの意味、リージョンやサービスの制約、コスト感覚など、「何が起きているか」を理解していないと、Claude Codeの提案が正しいかどうか判断できません。AIに任せきりにするのではなく、AIと協働するというスタンスが重要だと思います。
総評
個人開発においてClaude Codeは非常に強力なパートナーでした。特にインフラ構築・設定変更・ドキュメント作成といった「やることはわかっているが手間がかかる」作業を大幅に効率化できます。
AWSサーバーレス構成のアプリを作ってみたい方は、ぜひClaude Codeと一緒に試してみてください。