プログラミングでRubyおよびRuby on Railsをメインに学習中ですが、Rubyの復習も兼ねてPHPの基礎も学習することにしました。
パッと見だと通じる部分も多いようなので、PHPを勉強することでRubyの復習にもなるかな…と考えたからです。
今回は、Macに標準でインストール済みのPHPをバージョンアップします。
対象&前提
・Ruby学習者でPHPもかじってみたい人
・Macユーザー(私はMacOS Catalina(10.15.7)使ってます)
・シェルはzshを使用
まずは現在のバージョンを確認
ターミナルを起動して、PHPのバージョンを確認するコマンドを叩きます。
% php -v
PHP 7.3.11
どうやら、私のPCにはPHP7.3.11というバージョンが入っているようです。
PHP公式 によると、2021年1月現在は「v8.0.1」が最新とのこと。
早速、バージョンアップしていきます。
Homebrewを使ってインストール
Macのパッケージ管理ツールであるHomebrewを使ってインストールしました。
※Homebrew導入済みの前提で書きます。Homebrewのインストール方法は一番下の補足を参照。
% brew search php@8 # Homebrewに存在するPHPv8のパッケージを確認
==> Formulae
php@8.0 ✔
==> Casks
homebrew/cask/eclipse-php homebrew/cask/netbeans-php
Homebrewにv8があるようなので、インストールコマンド実行。
% brew install php@8.0
インストールにはしばし時間がかかります。
インストール中にたびたび出てくるビールマークの誘惑。
インストールが完了したら、バージョンアップされているか確認します。
% php -v
PHP 7.3.11
…おや?バージョンアップされてない??
% cd /usr/local/opt/ # いろいろ調べて辿りついたこのディレクトリにはv8いるっぽいが…
% ls
:
php
php@8.0
python@3.9 # 余談:あらMacにはデフォルトでPythonも入ってるのね!
:
これまでの数少ない環境構築の経験から、PHPの古い方を参照し続けているのかと仮定。
設定ファイルにパスを追記することにしました。
ターミナルからviエディタを起動して、以下の1行を書きこみ。
export PATH="/usr/local/opt/php@8.0/bin:$PATH"
escして:wq(書き込み保存してから終了)。
設定の再読み込みのため、以下のコマンドを実行。
% source ~/.zshrc # 設定再読み込み
再度、PHPのバージョン確認コマンドを打ってみる。
% php -v
PHP 8.0.1
% which php
/usr/local/opt/php@8.0/bin/php
PHP v8.0.1に変わっていることを確認できました!
以上で、PHPのアップデートは完了。
Rubyの復習
そういや今回はRubyの復習がほぼない。
しいて言えば、バージョン確認コマンドくらい。
Rubyもバージョン3が出たようなのでアップデートしなきゃ。
% ruby -v # Rubyのバージョンを確認する
ruby 2.6.5
補足: Homebrewをインストール
そもそもHomebrewを導入しておらず、インストールする場合の方法を備忘録として残します。
インストールするためのコマンドは Homebrew公式 のトップページに明記されてます。
ページ見るたびビール飲みたくなる。
% cd # ホームディレクトリに移動する
% pwd # 本当にホームディレクトリにいるかどうか念のため確認
# Homebrew公式にも載ってるコマンドを叩く
% /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"
% brew -v # インストールできたか、バージョン確認コマンドを使って確認
Homebrew 2.5.1 # バージョンが表示されたのでインストール完了
% brew update # 念のためアップデート
% sudo chown -R `whoami`:admin /usr/local/bin # Homebrewの権限変更を実施