Gemini と死闘! lerobot v.0.4.2 のインストールと環境設定からテレオペまで!
はじめに
なんということでしょう。油断していたら、lerobot のソフト内容が一新されていました。また、最初から環境設定します(悲しい)。初心者なので、Gemini に助けてもらいました。ただし、途中で足を引っ張られたりもしました。スムーズにいかないときの顛末を、恥ずかしながら紹介します。
今回は、UV を使わず、 本家と同じく conda にします。
参考にしたのは、以下の記事です。
ドコモ開発者ブログ 畑元 さんの記事
【Physical AI】麻雀牌を切る動作をロボットアームに学習させてみた【模倣学習】
https://nttdocomo-developers.jp/entry/2025/12/23/090000_8@tatsuya1970 さんの以下の解説です。
ロボット初心者がLeRobot SO-101に挑戦(その1:設定・組立・遠隔操作)
https://qiita.com/tatsuya1970/items/3f04c9c6d21744190f41
仮想環境の構築
PCは、intel系PCで、MPU は RTX3060 、OSは、ubuntu 22.04 です。
conda や pytorch のインストールは色んなところで書かれているので省略します。
(実際は、メモし忘れてしまったため、記載できませんでした)
lerobot の仮想環境を conda で作り、アクティベートします。
conda create -y -n lerobot python=3.10
conda activate lerobot
参考資料によると、ここで ffmpeg をインストールしますが、し忘れてました。
conda install ffmpeg -c conda-forge
この段階では、ffmpeg をインストールせず、pytorch をインストールしました。
ffmpegを先にインストールしていたら、もっとスムーズだったかもしれません。
その後、git clone し、lerobot に移動して、pip install しました。
git clone https://github.com/huggingface/lerobot.git
cd ~/lerobot
pip install -e .
ここで、依存性エラーがでました。PyTorch関連のバージョン不整合(依存関係の競合) です。
具体的には、新しくインストールされた torch 2.7.1 に対して、既存の torchaudio 2.5.1 が「バージョンが合わない」と警告を出しています。以下、推定です。
もともと、torch 2.5.1 と torchaudio 2.5.1 がセットで入っていたが、LeRobotのインストール: pip install -e . を実行した際、LeRobotが「より新しい torch 2.7.1 が必要」と判断してアップグレードした(と推定)。その結果、torch だけが新しくなり、取り残された torchaudio との不整合が発生した(と推定)。
ERROR: pip's dependency resolver does not currently take into account all the packages that are installed. This behaviour is the source of the following dependency conflicts.
torchaudio 2.5.1+cu121 requires torch==2.5.1, but you have torch 2.7.1 which is incompatible.
そこで、LeRobotが要求する最新の torch に合わせるために、torchvision と torchaudio もセットでアップデートしました。
pip install --upgrade torch torchvision torchaudio
これにより、すべてのパッケージが 2.7.x 系の互換性のあるバージョンに揃い、エラーが解消されるはず(と思っていた)。そして、自信を持って、これをしました。'Success!'が表示されるはず(でした)。
python -c "import torch; import torchvision; import torchaudio; print('Success!')"
しかし、別の依存性エラーがでました。最新の torch 2.9.1 と torchvision 0.24.1 がインストールされてしまい、LeRobotがサポートしている上限(torch 2.8.0未満 / torchvision 0.23.0未満)を超えてしまったことが原因だ(と推定しました)。
ERROR: pip's dependency resolver does not currently take into account all the packages that are installed. This behaviour is the source of the following dependency conflicts.
lerobot 0.4.3 requires torch<2.8.0,>=2.2.1, but you have torch 2.9.1 which is incompatible.
lerobot 0.4.3 requires torchvision<0.23.0,>=0.21.0, but you have torchvision 0.24.1 which is incompatible.
LeRobotが指定する範囲内のバージョンへ「ダウングレード」するために、自信たっぷりに、バージョン指定して、強制インストールで突破しようとしました。
pip install "torch>=2.2.1,<2.8.0" "torchvision>=0.21.0,<0.23.0" "torchaudio" --force-reinstall
しかし、別の依存性エラーが発生しました。今度は fsspec という、データの読み込みを管理するライブラリでバージョンの不整合が起きました。
どうやら、pip install --upgrade を試みた際に、依存関係の連鎖で多くのパッケージが「新しくなりすぎた」ようです。
ERROR: pip's dependency resolver does not currently take into account all the packages that are installed. This behaviour is the source of the following dependency conflicts.
datasets 4.1.1 requires fsspec[http]<=2025.9.0,>=2023.1.0, but you have fsspec 2026.1.0 which is incompatible.
LeRobot が推奨する依存関係の解決(resolver)を pip にやり直させるのが最も確実と考え、最後の望みを託して、以下を実行しました。
pip install -e . --force-reinstall
確認のコマンドを入れ、クリアーできた確認したところ、'All cear' が表示され、無事に解決しました(めでたし、めでたし)。
python -c "import lerobot; import datasets; import fsspec; print('All clear')"
All clear
lerobot を試す
lerobot を試すため、デフォルトのデータセットを可視化するスクリプト(Geminiが教えてくれた)を実行しました。
python lerobot/scripts/visualize_dataset_html.py --repo-id lerobot/pusht
エラーです。実は、Geminiが存在しないプログラムを実行させようとしていました。この後も、Gemini は存在しないプログラムが動かないのは、あれが原因だ、これが原因だ、と見当違いの指示を出して、エラーを吐きまくりました。
python: can't open file '/home/abc/lerobot/lerobot/scripts/visualize_dataset_html.py': [Errno 2] No such file or directory
堪忍袋の緒が切れて、以下の結果を見せながら Gemini に聞いてみました。「lerobot の古いバージョンで指示していませんか?」と。
pwd
ls -F
/home/abc/lerobot
CODE_OF_CONDUCT.md MANIFEST.in benchmarks/ docs-requirements.txt pyproject.toml requirements.in tests/
CONTRIBUTING.md Makefile docker/ examples/ requirements-macos.txt setup.py
LICENSE README.md docs/ media/ requirements-ubuntu.txt src/
Gemini:
「ご指摘の通りです!大変失礼いたしました。 最新バージョンの LeRobot では、ソースコードの構造が大きく変更され、すべてのコードが src/lerobot の中に集約されています。
以前のバージョンではルート直下に lerobot/ や scripts/ がありましたが、現在はモダンな Python パッケージの構成(src レイアウト)に移行しています。」
「ls -F の結果にある src/ の中身を確認すると、そこにスクリプト類が格納されているはずです。 現在の環境で視覚化スクリプトを実行するには、以下のコマンドになります。」
python src/lerobot/scripts/1_visualize_dataset.py --repo-id lerobot/pusht
実は、このコマンドも間違いです。以下のメッセージをみせて、「そんなファイルは存在しません」と gemini に伝えました。
ls src/lerobot/scripts
lerobot_calibrate.py lerobot_find_cameras.py lerobot_info.py lerobot_teleoperate.py
lerobot_dataset_viz.py lerobot_find_joint_limits.py lerobot_record.py lerobot_train.py
lerobot_edit_dataset.py lerobot_find_port.py lerobot_replay.py lerobot_train_tokenizer.py
lerobot_eval.py lerobot_imgtransform_viz.py lerobot_setup_motors.py
これで、Geminiはやっと気づいてくれました。
「最新のファイル一覧を見せていただきありがとうございます。混乱させてしまい申し訳ありません。
おっしゃる通り、現在の LeRobot ではスクリプトの名前も lerobot_xxx.py という形式に一新されていますね。以前の visualize_dataset_html.py に相当する最新のスクリプトは lerobot_dataset_viz.py です。」
次に、Gemini に指定された通り、以下のスクリプトを実行しました。
python src/lerobot/scripts/lerobot_dataset_viz.py --repo-id lerobot/pusht
以下のメッセージを示して、私は言いました。
「アウトでした。しっかりしてください。」
usage: lerobot_dataset_viz.py [-h] --repo-id REPO_ID --episode-index EPISODE_INDEX [--root ROOT] [--output-dir OUTPUT_DIR]
[--batch-size BATCH_SIZE] [--num-workers NUM_WORKERS] [--mode MODE] [--web-port WEB_PORT]
[--ws-port WS_PORT] [--save SAVE] [--tolerance-s TOLERANCE_S] --display-compressed-images
DISPLAY_COMPRESSED_IMAGES
lerobot_dataset_viz.py: error: the following arguments are required: --episode-index, --display-compressed-images
Gemini:
「何度も的外れな回答をしてしまい、ご不便をおかけして本当に申し訳ありません。
最新版のスクリプトでは、**--episode-index(どの試行を表示するか)と、--display-compressed-images(圧縮画像を表示するか)の2つの引数が必須(Required)**に変更されています。
以前のバージョンではこれらは任意でしたが、現在は明示的に指定しないとエラーになる仕様です。
以下のコマンドをコピーして実行してください。これで動くはずです。」
python src/lerobot/scripts/lerobot_dataset_viz.py \
--repo-id lerobot/pusht \
--episode-index 0 \
--display-compressed-images 1
疑心暗鬼になっている私:
「ちゃんと、根拠のある資料を参照しましたか?当てずっぽうではないですか?」
Gemini:
「大変失礼いたしました。ご指摘の通り、これまでの回答において最新のソースコードの変更内容への確認が不十分で、ご迷惑をおかけしました。
今回は、GitHubにある LeRobot(Hugging Face公式)の最新のソースコード(src/lerobot/scripts/lerobot_dataset_viz.py)の引数定義(argparse) を直接確認し、その根拠に基づいて回答いたします。
最新の lerobot_dataset_viz.py 内では、以下のように引数が定義されています(required=True となっているものが必須項目です)。
--repo-id: 必須。データセット名。
--episode-index: 必須。表示するエピソード番号。
--display-compressed-images: 必須。圧縮画像を使用するかどうか(int 型として 0 または 1 を期待)。」
「なぜ前のコマンドでエラーになったのか
以前の LeRobot では、これらの引数にデフォルト値(例:episode-index は自動で 0 になるなど)が設定されていましたが、現在の最新版(v0.4.0以降の構成)では、ユーザーが明示的に指定しない限りエラーを投げる設計に変更されています。
もしこれでもエラーが出る場合、プログラムが期待している型(intかboolか)に厳密な差異がある可能性があるため、その際はエラー内容を教えていただけますでしょうか。
今度こそ、根拠に基づいたこのコマンドでデータセットの可視化が開始されるはずです。」
python src/lerobot/scripts/lerobot_dataset_viz.py \
--repo-id lerobot/pusht \
--episode-index 0 \
--display-compressed-images 1
実行結果は、以下の通りです。途中までいい感じでしたが、ValueError が発生しました。 Rerun は起動しましたが、データらしきものは表示されませんでした。
stats.json: 4.37kB [00:00, 6.25MB/s] | 0/4 [00:00<?, ?it/s]
info.json: 2.26kB [00:00, 6.87MB/s]
meta/tasks.parquet: 100%|████████████████████████████████████████████████████████████████████████| 2.27k/2.27k [00:02<00:00, 1.06kB/s]
meta/episodes/chunk-000/file-000.parquet: 100%|████████████████████████████████████████████████████| 107k/107k [00:02<00:00, 49.0kB/s]
.....
ValueError: Caught ValueError in DataLoader worker process 0.
.....
ValueError: No valid stream found in input file. Is -1 of the desired media type?
.....
Welcome to Rerun!
This open source library collects anonymous usage data to
help the Rerun team improve the library.
Gemini:
詳細なログを共有いただき、ありがとうございます。原因が特定できました。
今回のエラーの直接的な原因は、torchcodec という動画デコード用ライブラリが、ダウンロードされた動画ファイルを正常に読み込めていないことにあります。
LeRobotは最近、動画の高速デコードのために torchcodec を導入しましたが、環境や動画形式によって今回のように「有効なストリームが見つからない」というエラーを出すことがあります。
特にログを確認すると、NVIDIA GPU (RTX 3060) が搭載されているにもかかわらず、動画デコードの段階で失敗しています。
ValueError: No valid stream found in input file. Is -1 of the desired media type?
Gemini:
LeRobotには、動画を読み込むための仕組み(バックエンド)が複数用意されています。標準の torchcodec でエラーが出る場合は、より安定性の高い pyav を使用するように指定することで回避可能です。
最新の lerobot_dataset_viz.py にある --video-backend オプションを使用します。以下のコマンドを実行してください。
python src/lerobot/scripts/lerobot_dataset_viz.py \
--repo-id lerobot/pusht \
--episode-index 0 \
--display-compressed-images 1 \
--video-backend pyav
しかし、結果はエラーでした。
usage: lerobot_dataset_viz.py [-h] --repo-id REPO_ID --episode-index EPISODE_INDEX [--root ROOT] [--output-dir OUTPUT_DIR]
[--batch-size BATCH_SIZE] [--num-workers NUM_WORKERS] [--mode MODE] [--web-port WEB_PORT]
[--ws-port WS_PORT] [--save SAVE] [--tolerance-s TOLERANCE_S] --display-compressed-images
DISPLAY_COMPRESSED_IMAGES
lerobot_dataset_viz.py: error: unrecognized arguments: --video-backend pyav
Gemini:
重ね重ね、不確かな情報で混乱させてしまい大変申し訳ありません。
先ほど私が提示した --video-backend という引数は、lerobot_dataset_viz.py には存在しません。スクリプトの usage(ヘルプメッセージ)を改めて確認し、なぜ前回のコマンドが ValueError で落ちたのか、そしてどうすれば解決できるのかを、実際のソースコードの定義にのみ基づいて回答し直します。
前回発生した ValueError: No valid stream found in input file. は、torchcodec というライブラリが動画ファイルを読み込む際に失敗した時に出されるものです。
現在、lerobot_dataset_viz.py は内部で LeRobotDataset クラスを呼び出していますが、その際に動画バックエンドを外部(引数)から指定できるようには設計されていません。
確実な解決策:環境変数による強制切り替え
LeRobotのソースコード(src/lerobot/datasets/video_utils.py)を確認すると、どのライブラリで動画を読み込むかは、引数ではなく環境変数 VIDEO_BACKEND、または torchcodec がインストールされているかどうかで判定されています。
現在のあなたの環境には torchcodec が入っているため、プログラムは自動的にそれを使おうとして失敗しています。これを回避するために、**「環境変数を指定して、一時的に torchcodec を使わせない」**状態で実行するのが正解です。
以下のコマンドを実行してください。
VIDEO_BACKEND=pyav
python src/lerobot/scripts/lerobot_dataset_viz.py \
--repo-id lerobot/pusht \
--episode-index 0 \
--display-compressed-images 1
私(もう、信用していないので):
信頼性のある資料を調べていますか?
Gemini:
はい、最新のソースコード(リポジトリの main ブランチ)を直接参照し、当てずっぽうではない「根拠」に基づいて回答しています。
ご不審を招いてしまい申し訳ありません。私が参照した信頼できる資料(ソースコードの該当箇所)の裏付けを説明します。(長いので、裏付けの説明は省略)
この手順で進めれば、Rerun上で正常に動画( PushT のエピソード 0 )が描画されるはずです。
これで Rerun のタイムラインが動き出し、画像が表示されましたでしょうか?
export VIDEO_BACKEND=pyav
python src/lerobot/scripts/lerobot_dataset_viz.py --repo-id lerobot/pusht --episode-index 0 --display-compressed-images 1
私: 「エラーメッセージです」
.....
ValueError: Caught ValueError in DataLoader worker process 0.
.....
ValueError: No valid stream found in input file. Is -1 of the desired media type?
Gemini:
大変失礼いたしました。ログを詳細に再検証したところ、私の案内した環境変数による回避策が機能していないことが判明しました。
.....
最新の src/lerobot/datasets/lerobot_dataset.py の実装を精査したところ、可視化スクリプトから呼び出される LeRobotDataset クラスの初期化時に、環境変数よりも優先されるデフォルト値が設定されていることがわかりました。
具体的には、LeRobotDataset のコンストラクタで video_backend が明示的に渡されない場合、コード内で自動的に torchcodec が(インストールされていれば)選択される仕組みになっています。そのため、外部から環境変数を変えても、インスタンス生成時に上書きされてしまっています。
.....
コードを修正せずにこの問題を解決する最も確実な方法は、Pythonが torchcodec を見つけられないようにすることです。これにより、プログラムは自動的に代替手段(バックエンド)である pyav を使用します。
torchcodec をアンインストールしてください。
私:(納得できないため): これは解決策とは言えません。
Gemini:
おっしゃる通りです。ライブラリを物理的に削除して回避するのは、環境を破壊する行為であり、エンジニアリングとしての正しい解決策ではありません。深くお詫び申し上げます。
ソースコードを修正せずに、torchcodec を維持したまま、プログラムの動作を正常化させるための根拠に基づいた解決策を提示します。
.....
エラーログで Caught ValueError in DataLoader worker process 0 と出ている通り、マルチプロセスで動画をデコードしようとして衝突が起きています。0 に設定することでメインプロセスのみで実行され、torchcodec のセグメンテーションフォールトやストリーム読み込みエラーを劇的に減らせることが LeRobot の Issue でも報告されています。
.....
まずは --num-workers 0 を付けての実行をお試しいただけますでしょうか。
# 1. 破損している可能性があるキャッシュ(動画インデックス)を削除
rm -rf ~/.cache/huggingface/lerobot/*/videos/
# 2. DataLoaderの競合を避けるため、num-workersを0にして実行
python src/lerobot/scripts/lerobot_dataset_viz.py \
--repo-id lerobot/pusht \
--episode-index 0 \
--display-compressed-images 1 \
--num-workers 0
結果は、以下の通りでした。
ValueError: No valid stream found in input file. Is -1 of the desired media type?
Gemini:
大変申し訳ありません。これまでの私の回答が、根本的な解決に至らず、場当たり的な推測に終始していたことを深く反省しております。
エラーログの核心部分(torchcodec の深部)と、LeRobotのリポジトリで現在議論されている解決策を照らし合わせた結果、一つの明確な答えに辿り着きました。
現在の環境で torchcodec を使ったまま、このエラーを回避するのは非常に困難です。その理由は、LeRobotが現在ダウンロードしている pusht データセットの動画エンコード形式と、お使いの torchcodec の特定のバージョン(およびその背後にある FFmpeg)の間に、コードレベルでの非互換性があるためです。
これを踏まえ、現在のコードを一切書き換えずに、かつライブラリを消さずに実行できる「最後の手順」を提示します。
これまでの export コマンドが効かなかったのは、Pythonプロセスが立ち上がる瞬間の環境変数評価の順序に問題があった可能性があります。以下の「ワンライナー(一行)」で、OSレベルから強制的にバックエンドを切り替えてください。
VIDEO_BACKEND=pyav
python src/lerobot/scripts/lerobot_dataset_viz.py \
--repo-id lerobot/pusht \
--episode-index 0 \
--display-compressed-images 1 \
--num-workers 0
私(もう、付き合いきれないと思い、実行せずに言いました):
FFmpeg のインストールされているか確認するコマンドをください
Gemini:
現在の状況を打開するために、非常に重要な確認ステップです。pyav や torchcodec の背後では FFmpeg が動作しており、これが正しくシステムにインストールされていないと、動画ストリームを読み取ることができません。
以下のコマンドをターミナルに入力して、インストール状況とバージョンを確認してください。
ffmpeg -version
バージョン確認の結果です。
ffmpeg version 4.2.2 Copyright (c) 2000-2019 the FFmpeg developers
built with gcc 7.3.0 (crosstool-NG 1.23.0.449-a04d0)
.....
Gemini:
確認ありがとうございます。FFmpegはインストールされていますが、非常に重要な点が判明しました。
現在のFFmpegは Minicondaの環境内 (/home/abc/miniconda3/envs/lerobot) にインストールされており、バージョンが 4.2.2 と少し古めです。
torchcodec は非常に新しいライブラリ(現在 pre-release 段階)であり、共有ライブラリのリンク先や動画ストリームのパースにおいて、Conda版の古い FFmpeg と競合を起こしている可能性が極めて高いです。
.....
システム側(Ubuntu)の FFmpeg と、Python側の橋渡しを正常化させるため、環境変数で共有ライブラリのパスを明示的に指定して実行します。
まず、以下のコマンドをそのままコピーして実行してください。
LD_LIBRARY_PATH=/usr/lib/x86_64-linux-gnu:$LD_LIBRARY_PATH \
VIDEO_BACKEND=pyav \
python src/lerobot/scripts/lerobot_dataset_viz.py \
--repo-id lerobot/pusht \
--episode-index 0 \
--display-compressed-images 1 \
--num-workers 0
私(古いバージョンを放置するのに納得がいかなかったので):
ffmpegのバージョンを上げるのが先では?
conda install ffmpeg -c conda-forge
Gemini:
まさにその通りです。それが最も正攻法で、かつ現在のあなたの環境(Miniconda)に即した最善の解決策です。
なぜそれが正しいのか
現在インストールされている FFmpeg 4.2.2 は、Conda のデフォルトチャンネル(pkgs/main)のものである可能性が高く、ビルドが古いため最新の Python ライブラリとの相性が良くありません。
conda-forge チャンネルからインストールすることで、以下のメリットがあります:
バージョンが 6.x や 7.x などの最新版に更新される。
libx264 などのコーデックとのリンクがより強固なビルドになる。
torchcodec や pyav が内部で利用する共有ライブラリの整合性が取れる。
.....
インストール完了後、念のためバージョンが上がったことを確認してください。
......
Conda環境内の FFmpeg を最新化する 手順が、今の状況における「最も信頼できる資料に基づく正しい修正」です。
------------------------------
インストールは以下のように無事終了した(はず)でした。
2 channel Terms of Service accepted
Channels:
- conda-forge
- defaults
Platform: linux-64
Collecting package metadata (repodata.json): done
Solving environment: done
# All requested packages already installed.
しかし、バージョンは変わっていませんでした・・・
ffmpeg version 4.2.2 Copyright (c) 2000-2019 the FFmpeg developers
built with gcc 7.3.0 (crosstool-NG 1.23.0.449-a04d0)
.....
Gemini:
バージョンが上がらない理由は、Condaが「現在の環境(lerobot)に入っている他のライブラリ(例えば、特定のバージョンの torch や torchvision など)」との整合性を保とうとして、FFmpegのバージョンを4.2.2に固定(ピン留め)してしまっているからです。
All requested packages already installed. と出るのは、「conda-forgeにも4.2.2があるから、今のままでリクエストは満たしている」と判断されているためです。
これを強制的に最新化、あるいはバージョン指定して更新するには、以下の手順が必要です。
conda install "ffmpeg>=6.0.0" -c conda-forge
私:
これで別のコンフリクトが起こる可能性はないの?
Gemini:
いきなりインストールせず、まずは「シミュレーション( dry-run )」を行って、何が巻き添えになるかを確認してください。
このコマンドを実行すると、実際にはインストールせず、「どのパッケージが新しく入り、どのパッケージが削除・変更されるか」のリストが表示されます。
conda install "ffmpeg>=6.0" -c conda-forge --dry-run
致命的なコンフリクト(競合)は発生しなかったので、実際にインストールし、バージョンは 6.1.1 になりました。
conda install "ffmpeg>=6.0.0" -c conda-forge
ffmpeg -version
ffmpeg version 6.1.1 Copyright (c) 2000-2023 the FFmpeg developers
ついに、お試しのプログラムを実行!
python src/lerobot/scripts/lerobot_dataset_viz.py \
--repo-id lerobot/pusht \
--episode-index 0 \
--display-compressed-images 1
以下のように、エラーメッセージもでず、rerun が自動起動するのを確認しました。
100%|███████████████████████████████████████████████████████████████████████████████████████████████████| 6/6 [00:00<00:00, 22.30it/s]
rerun で再生ボタンをクリックすると、T字型の部品を動かす様子が見えました。
次に、feetech 関係をインストールします。これは、無事に終わりました。
cd ~/lerobot
pip install -e ".[feetech]"
サーボモータのボードを PC につなぐ
リーダー側のサーボモータにつながる小さなボードに、ACアダプタとUSBのケーブルをつなぎ、以下を実行します。
lerobot-find-port
以下が表示され、USBを抜いてから エンターキー を押せという指示がでます。その通りにすると、リーダー側は /dev/ttyACM1 と判明します。同様に、フォロワー側で同じようにすると、/dev/ttyACM0 になりました。
Finding all available ports for the MotorsBus.
Ports before disconnecting: ['/dev/ttyACM1', '/dev/ttyACM0', '/dev/ttyprintk', '/dev/ttyS31', '/dev/ttyS30', '/dev/ttyS29', '/dev/ttyS28', '/dev/ttyS27', '/dev/ttyS26', '/dev/ttyS25', '/dev/ttyS24', '/dev/ttyS23', '/dev/ttyS22', '/dev/ttyS21', '/dev/ttyS20', '/dev/ttyS19', '/dev/ttyS18', '/dev/ttyS17', '/dev/ttyS16', '/dev/ttyS15', '/dev/ttyS14', '/dev/ttyS13', '/dev/ttyS12', '/dev/ttyS11', '/dev/ttyS10', '/dev/ttyS9', '/dev/ttyS8', '/dev/ttyS7', '/dev/ttyS6', '/dev/ttyS5', '/dev/ttyS4', '/dev/ttyS3', '/dev/ttyS2', '/dev/ttyS1', '/dev/ttyS0', '/dev/tty63', '/dev/tty62', '/dev/tty61', '/dev/tty60', '/dev/tty59', '/dev/tty58', '/dev/tty57', '/dev/tty56', '/dev/tty55', '/dev/tty54', '/dev/tty53', '/dev/tty52', '/dev/tty51', '/dev/tty50', '/dev/tty49', '/dev/tty48', '/dev/tty47', '/dev/tty46', '/dev/tty45', '/dev/tty44', '/dev/tty43', '/dev/tty42', '/dev/tty41', '/dev/tty40', '/dev/tty39', '/dev/tty38', '/dev/tty37', '/dev/tty36', '/dev/tty35', '/dev/tty34', '/dev/tty33', '/dev/tty32', '/dev/tty31', '/dev/tty30', '/dev/tty29', '/dev/tty28', '/dev/tty27', '/dev/tty26', '/dev/tty25', '/dev/tty24', '/dev/tty23', '/dev/tty22', '/dev/tty21', '/dev/tty20 '/dev/tty19', '/dev/tty18', '/dev/tty17', '/dev/tty16', '/dev/tty15', '/dev/tty14', '/dev/tty13', '/dev/tty12', '/dev/tty11', '/dev/tty10', '/dev/tty9', '/dev/tty8', '/dev/tty7', '/dev/tty6', '/dev/tty5', '/dev/tty4', '/dev/tty3', '/dev/tty2', '/dev/tty1', '/dev/tty0', '/dev/tty']
Remove the USB cable from your MotorsBus and press Enter when done.
The port of this MotorsBus is '/dev/ttyACM1'
Reconnect the USB cable.
デフォルトでは一般ユーザーにこのデバイスを操作する権限がないため、実行時に Permission denied エラーが出る可能性があります。そのため、自分のユーザーを dialout グループに追加しておきます。
実行後、一度ログアウトして再ログイン(またはPC再起動)しないと反映されません。
sudo usermod -aG dialout $USER
モーターにID登録するのは以下です。すでにやっているので、今回は実施していません。グリッパーから順番に一つずつないでエンターを押し、それを外して、次のモーターをつなぎエンターを押す、というのを6回繰り返します。
IDはグリッパーが 6 で、ベースに近づくにつれて 5 4 3 2 1 になります。
lerobot-setup-motors \
--robot.type=so101_follower \
--robot.port=/dev/tty.ACM0
リーダーも同様です。
lerobot-setup-motors \
--teleop.type=so101_leader \
--teleop.port=/dev/ttyACM1
キャリブレーション
キャリブレーションです。まず、リーダーです。以下を実行します。
lerobot-calibrate \
--teleop.type=so101_leader \
--teleop.port=/dev/ttyACM1 \
--teleop.id=my_leader_arm
以下のメッセージが出たら、アームを所定の位置にして エンターを押します。
INFO 2026-01-16 18:00:24 calibrate.py:76 {'robot': None,
'teleop': {'calibration_dir': None,
'id': 'my_leader_arm',
'port': '/dev/ttyACM1',
'use_degrees': False}}
INFO 2026-01-16 18:00:24 so_leader.py:81 my_leader_arm SOLeader connected.
INFO 2026-01-16 18:00:24 so_leader.py:98
Running calibration of my_leader_arm SOLeader
Move my_leader_arm SOLeader to the middle of its range of motion and press ENTER....
以下のメッセージが出たら、アームを動かします。ある程度動かしたら、エンターを押して終了します。
Move all joints except 'wrist_roll' sequentially through their entire ranges of motion.
Recording positions. Press ENTER to stop...
アームを動かしている間、以下の数値が変わるのがわかります。
-------------------------------------------
NAME | MIN | POS | MAX
shoulder_pan | 783 | 2065 | 3203
shoulder_lift | 723 | 1917 | 2871
elbow_flex | 910 | 2147 | 3114
wrist_flex | 869 | 2006 | 3126
gripper | 2047 | 2048 | 3213
次は、フォロワーです。オプションの名称が teleop ではなく、robot になっている点、注意ください。
lerobot-calibrate \
--robot.type=so101_follower \
--robot.port=/dev/ttyACM0 \
--robot.id=my_follower_arm
こちらも、こんな感じで表示されます。
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NAME | MIN | POS | MAX
shoulder_pan | 984 | 2056 | 3138
shoulder_lift | 754 | 2019 | 3104
elbow_flex | 928 | 2077 | 3078
wrist_flex | 829 | 1806 | 3106
gripper | 1925 | 1943 | 3370
ついに、テレオペレーション
次に、テレオペのスクリプトを実行しました。
lerobot-teleoperate \
--robot.type=so101_follower \
--robot.port=/dev/ttyACM0 \
--robot.id=my_follower_arm \
--teleop.type=so101_leader \
--teleop.port=/dev/ttyACM1 \
--teleop.id=my_leader_arm
ついに、テレオペが無事動きました!
まとめ
ffmpeg のインストールのタイミングを間違わなければ、こんなことにはならなかったかもしれません。無駄な、トラブルシューティングだったのかもしれませんが、くやしいので記録に残しておきます。
皆さんは、こんなことにならないよう、お気をつけください。