はじめに
東京農工大学 ロボット研究会R.U.Rで回路やってる人です。
高専3年の時のロボコンを最後に、もうロボコンには関わらないと思っていましたが大学でもロボコンサークルに入ってしまいました。
弊サークルではJLCPCB様に基板制作費用の一部をご支援いただいております。
今回はJLCPCBでの基板発注の様子と感想を書いていこうと思います。
JLCPCBについて
JLCPCBは中国に本社を置く企業で、世界中で180以上もの国や地域との取引実績を持っており、年間のPCB製造数は600万枚を超える企業です。個人で基板発注を行うことができる数少ない会社の一つであり、WEBで見積もりが完結することや、国内の企業に比べて非常に安価な価格で基板を作ることができる点が特徴です。
100mm * 100mm以内、FR-4、緑の基板であれば、もはや2層基板だろうが4層基板だろうが値段は変わりません。$2.00で発注できます。
送料は$20程度かかってしまうのですが、それが気にならない位の安さです。
高専在学中にもJLCPCBで基板発注したことがありました。
基板色で黒を選択すると他の基板メーカーと違って艶消し黒になるのでかっこよかった思い出があります。
発注してみよう
今回発注するのはサーボ基板です。サーボモーター動かすだけなので何の面白みもないです。
ガーバーファイルはいい感じに生成しておきます。
できあがったガーバーファイルをzipでまとめ、JLCPCBのHPにアップロードするとこんな感じ
Gerber Viewerで確認できます。
最近はGerber Viewerだけでなく、オンラインDFMツールまで提供されています。
すごいですね。
JLCPCBのHPにガーバーファイルをアップロードし、SAVE TO CARTして支払いなど諸々済ませれば発注完了です。
最近はJLCMCの部品もまとめて発注できるので、送料を安く済ませたい方はぜひ。
届いた基板
大体一週間くらいで届きました。
綺麗に製造されていていい感じです。
最近だと無料で製造番号を消してくれるみたいです。(発注後に気づいた)
さいごに
改めてになりますが、東京農工大学ロボット研究会R.U.RではJLCPCB様に基板製作費用の一部をご支援頂いております。
この場を借りてお礼申し上げます。
2年ぶりくらいに基板設計して発注したんですが、昔と比べてかなり安く発注できるようになった気がします。
2層基板は昔から安かったと思いますが、最近では4層基板も2層基板と変わらないような価格で発注できるようになりました。
最近では6層基板も安くなっているみたいですね。6層基板に使えるクーポンを沢山配っているので、かなりお得に発注できると思います。