はじめに
コンピュート・サービスの概要
Oracle Cloud Infrastructure Computeでは、インスタンスと呼ばれるコンピュート・ホストをプロビジョニングおよび管理できます。コンピュートおよびアプリケーションの要件に合せ、必要に応じてインスタンスを作成できます。OCIにはベア・メタル・インスタンスと仮想マシン・インスタンスが用意されています。今回は仮想マシンを作成します。
前提条件
- OCIのアカウント作成済みであること
- 仮想クラウドネットワーク(VCN)作成済みであること
仮想マシンの作成
可用性ドメインは任意のものを選択(東京、大阪リージョンは"AD1"を選択)
イメージは任意のものを選択(ここでは"Oracle Linux 8")
任意のOSとバージョンを選択して、[イメージの選択]をクリック
シェイプは任意のものを選択(ここでは"VM.Standard.E5.Flex")
シェイプを変更する場合は[Change Shape]をクリック
インスタンス・タイプは[仮想マシン]を選択、シェイプ・シリーズは[AMD]を選択
[VM.Standard.E5.Flex]に✓後、任意のOCPUの数、メモリー量(ここではそれぞれ1、16)を入力して、[シェイプの選択]をクリック
[既存の仮想クラウドネットワークを選択]を選択後、任意のVCNを選択
※VCNの作成方法はこちら
[既存のサブネットを選択]を選択後、任意のサブネットを選択(今回はインスタンス作成後、インターネット経由でSSH接続するため、パブリックサブネットを選択)
[プライベートIPv4アドレスの自動割当て]を選択後、[パブリックIPv4アドレスの自動割当て]に✓
[キー・ペアを自動で生成]を選択後、[秘密キーの保存]および[公開キーの保存]をクリック(ssh-key-yyyy-mm-dd.key.pub、ssh-key-yyyy-mm-dd.keyをダウンロード)
仮想マシンへの接続
パブリックIPアドレスの[コピー]をクリック、ユーザー名が"opc"であることを確認
任意のターミナルソフトを起動(ここではTera Termを起動しホスト(T):にIPアドレスを貼り付け、[OK]をクリック)
Tera Termのセットアップ方法はこちら
ユーザ名(N):に"opc"と入力、[RSA/DSA/ECDSA/ED25519鍵を使う]を選択後、秘密鍵(K):に先ほどダウンロードした秘密鍵(ssh-key-yyyy-mm-dd.key)を選択し、[OK]をクリック
opcユーザーはroot権限を取得することが可能
sudo -s
参考
コンピュート・サービスの概要
OCI Cloud Free Tier
OCIチュートリアル - VCN
OCIチュートリアル - インスタンス
【ゼロからわかる】Teratermのインストールと使い方