はじめに
Oracle Spatial Studio は、Oracle Databaseの空間データ(Spatial Data)を可視化・分析するための無償ツール です。SQLの知識がなくても、直感的なUIを使って地理空間データを簡単に操作できます。
本記事は「Spatial Studioで地図上に駅をマッピングしてみた - 環境準備編」の続きとなっております。
CSVファイルのDBへのロード
駅データのダウンロード
日本の駅データをこちらからダウンロードします。
ダウンロードには会員登録(無料)が必要です。私が試したときにはGmailでは会員登録できなかったのでご注意ください。
駅データのロード
左上のハンバーガーメニュー→データセット→データセットの作成をクリックします。
ローカル・ファイルを選択して先ほどダウンロードしたCSVファイルをドラッグ&ドロップします。
作成をクリックします。
表名:STATION
データセット名:STATION
station_cdとstation_g_cdのデータ型をNUMERICに変更します。
送信をクリックします。
データセットを作成できましたが、注意表示が出ているので修正します。
STATION_CD列のトグルスイッチ[キーとして使用]をONにしてキーの検証をクリックします。
注意表示が出ているので修正します。
緯度/経度の索引の作成をクリックします。
正しく設定できると、アイコンの注意表記が取れてピンのアイコンになります。
プロジェクトの作成
まとめ
Spatial Studioを使って駅を地図上にマッピングしてみました。
Spatial Studioを使えばこのような地理空間データを直感的に可視化することができます。
今回は可視化だけ行いましたが、次回は分析を行ってみようと思います。
参考にした記事のUIが古いものとなっているためアップデートの意味も込めて記事を作成しています。
参考