はじめに
Oracle Cloudのコンソールのホーム画面が新しくなったので便利な機能を紹介します。
UIが大きく変わったのではじめのうちは慣れないと思いますが、個人的にはUIが改善されて見やすくなったと思っています。
全部は紹介しきれないので今回は個人的に便利だと感じた機能をいくつかご紹介します。
便利機能の紹介
ホーム画面のカスタマイズ
ホーム画面右上の[カスタマイズ]をクリックすると、ホーム画面に表示したいコンテンツを選ぶことができます。
「新機能」については非表示にすることができませんが、それ以外のコンテンツは表示/非表示の選択が可能です。
上部にある[デフォルト・レイアウトのリストア]をクリックすると初期設定に戻すことができます。
試しに「新機能」だけにするとシンプルなホーム画面にすることができます。
コンテンツの右上の三点リーダーから非表示にすることもできます。
ドラッグ&ドロップで任意の場所にコンテンツを配置することができます。下の画像は「ビルド」の配置を変更しようとしている例です。
ビルド
このコンテンツのリンクをクリックすると各種リソースの作成画面に飛ぶことができます。
例えば[VMインスタンスの作成]をクリックすると1クリックでcomputeの作成画面に遷移します。今まではホーム画面左上の[ハンバーガーメニュー]→[コンピュート]→[インスタンス]→[インスタンスの作成]と4クリック必要でした。
リソース
最近表示したリソース、最近作成したリソース、自分で設定した任意のリソースが表示され、ステータスを確認できます。それぞれのリソースの名前がリンクになっているのでそこから詳細画面に飛ぶことができます。
例えば[ADB01]をクリックするとADB01という名前のAutonomous Databaseの詳細画面に遷移します。
リソースコレクションの作成は私の環境では画面が遷移せず設定を行えませんでした(2025/3/14時点)。後日再チャレンジします。
サービス
よくアクセスするページをピン留めしておくことができます。最近アクセスしたページも表示されるようになっています。「固定」に表示される順はピン留めした順となっておりドラッグして順番を入れ替えることはできないため改善ポイントかなと思います。
ハンバーガーメニューをクリックするとサービス一覧が表示されますが、各サービスの左をクリックすると画像のようにピン留めすることができます。
新機能
OCIのリリース・ノートや主な更新を確認できます。「主な更新」は情報が少し古い気はしますが、「リリース・ノート」にはほぼ最新情報が表示されています。左下の[リリース・ノート]をクリックすると最新情報を確認できます。
サービス・ヘルス
ホーム画面右上の[サービス・ヘルスの表示]をクリックするとOCIで障害が発生していないか確認することができます。
緑色のチェックマークが表示されていれば健全に稼働しています。
まとめ
今回はCOIのコンソールが新しくなったので、便利機能をいくつか紹介しました。個人的に便利だと思うものを厳選していますが、今後のアップデートでより便利になっていくと思います。
是非OCIコンソールのホーム画面をカスタマイズしてみてください。
ホーム画面右下の[フィードバックを送信]をクリックすると、新しいコンソールデザインについて意見や要望を送信することができますので気になる点があればフィードバックをお願いします。