この .tmux.conf は、tmux をより快適に使うための マウス操作の有効化、コピー・スクロール操作のVI化、そして PageUp/PageDown の直感的な動作 を実現するための最小構成です。
特に、スクロール操作を改善したい人にとっては非常に実用的な設定になっています。
全体構成
set -g mouse on
setw -g mode-keys vi
set -g history-limit 50000
bind -n PageUp copy-mode -eu
bind -T copy-mode-vi PageUp send-keys -X page-up
bind -T copy-mode-vi PageDown send-keys -X page-down
1. マウス操作の有効化
set -g mouse on
何ができるようになるか
- マウスでスクロール
- マウスでペインのリサイズ
- マウスでウィンドウ・ペインの選択
- マウスドラッグでコピー
CLI中心の操作でも、スクロールや選択が直感的になり、作業効率が上がります。
2. コピー・選択モードを VI キーバインドに
setw -g mode-keys vi
効果
tmux のコピー・選択モードで以下のような VIライクな操作が可能になります。
操作 キー
- 上下移動 k / j
- 行頭/行末 0 / $
- 単語移動 w / b
- 選択開始 v
- コピー y
Vimmer にとっては必須の設定です。
3. 履歴バッファの拡張
set -g history-limit 50000
効果
- スクロールバックできる履歴行数を 50,000行 に増やします。
デフォルトは 2,000 行程度なので、ログ確認や長時間の作業で履歴が切れにくくなります。
4. PageUp / PageDown の改善
4-1. PageUp で即コピー・スクロールモードへ
bind -n PageUp copy-mode -eu
何が便利か
通常のターミナルのように PageUp を押すだけでスクロール可能
- -e:すでに copy-mode の場合はそのまま継続
- -u:1ページ分上にスクロール
マウスホイールより高速にログを遡れるのがポイント。
4-2. VIモード中の PageUp / PageDown を自然に
bind -T copy-mode-vi PageUp send-keys -X page-up
bind -T copy-mode-vi PageDown send-keys -X page-down
効果
- コピー・選択モード(VIキーバインド)中でも、PageUp/PageDown が直感的に動作します。
- PageUp → 1ページ上へ
- PageDown → 1ページ下へ
VIキーバインドと通常のキーボード操作が矛盾しないため、操作のストレスが減ります。
まとめ:この tmux.conf が実現すること
✔ マウスで直感的に操作できる
✔ VIキーバインドで高速に選択・コピー
✔ PageUp で即スクロールモードに入れる
✔ PageUp/PageDown がどのモードでも自然に動く
✔ 履歴が 50,000 行まで保持される