GitLab CIとは?
概要
継続的インテグレーションツールGitLab CIについて基本的な情報をまとめます。
GitLab CIとは?
GitLab CIはオープンソースの継続的インテグレーションツール(CIツール)です。
CIツールとしては、 Jenkins や Travis CI が有名です。
動作要件(2014/06/30時点)
正式にサポートしているOS
- Ubuntu Linux
- Debian/GNU Linux
その他のソフトウェア要件
- GitLab 6.3以上
- Ruby 1.9.3
- MySQL か PostgreSQL
ハードウェア要件
- メモリ1GB以上推奨、512MBで動作
- CPU2コア以上推奨、1コアで動作
- 100MBかそれより少ない程度のディスクスペース
特徴
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シングルサインオン
GitLabインスタンスと同じユーザーを使用します
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クリック1つで設定可能
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エレガントで柔軟
ビルドスクリプトはbashで書かれ, テスト対象の言語は問わない
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Merge request 連携
Merge requestのビルド状態を確認可能
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標準で分散実行
GitLab CIとビルドランナーは別環境で実行可能
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リアルタイムロギング
実行中のビルドのログは数秒単位で再描画される
CI ランナー
ビルドの実行にはCI ランナーが必要。公式、非公式含み複数の実行環境がある
※ runner は pure Ruby
以下略。詳しくは公式サイトにて。
アーキテクチャ
GitLab CI はDBに状態を保存するWebのAPI。
プロジェクトとビルドを管理し、使い易いユーザーIFを提供する。
認証には GitLab Application API を使用している。
テストを実行するには少なくとも1つの GitLab CIインスタンス と1つの GitLab CIランナー が必要。
複数のテストを同時に実行したい場合は少なくとも、もう1つの GitLabランナー が必要。
インストール
インストールガイドは以下
参照
https://github.com/gitlabhq/gitlab-ci
https://about.gitlab.com/gitlab-ci/